はいさいヒガシーサーです。本記事は「Panasonic LUMIX G99」を「Youtube用ミラーレス一眼カメラ」として検討しているヒトに向けてレビューをまとめていきます。
LUMIX G99は超強力な手ブレ補正機能、USB給電、バリアングル液晶、外部マイク入力端子など、ユーチューバーに最適な性能が一通り揃っているミラーレス一眼カメラです。
最近、オリンパスの映像事業が売却されてマイクロフォーサーズシステムの先行きが不安視されてますけど、企業のB/Sを見れば大体の予測ができるので、いまのところPanasonicが映像事業から撤退することはないでしょう。
マイクロフォーサーズの透明性は今後の売れ行き次第だと思いますが、ヒガシーサーは好きなので使っています。
LUMIX G99はコスパに優れているので手軽にユーチューブ動画のクオリティを高めたいヒトにオススメできます。ただし、上位機種の G9Pro がほぼ同じ値段で買えてしまうので、どっちを選ぶか迷ってしまうかもしれません。
筆者は「最新機種」と「小さくて軽い」ことが理由でG99を選んでいます。その部分も含めて参考にしてもらえると嬉しいです。
まずはG99を解説している動画をご覧ください。
マップカメラの中古カメラもオススメ↓
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[st-kaiwa-higa-happy]LUMIX G99 はスペック特化ではないけど、YouTube撮影用ミラーレス一眼カメラとして採用しました。[/st-kaiwa-higa-happy]
目次
Panasonic LUMIX G99 概要
Panasonic LUMIX G99 の概要をざっくりまとめます。
- マイクロフォーサーズミラーレス一眼カメラ
- LUMIX Gシリーズ
- 2019年発売機種
- 動画も静止画もミドルクラスの性能
- ターゲット層は中級者以上、ユーチューバー
- 4K/30pやフルHDスローモーションが撮影可能
- ボディ内手ブレ補正
- USB給電可能
- バリアングル液晶
- ユーチューブ用カメラとして購入
LUMIX G99 と G9 Pro はどっちを選べば良いのか?購入比較検討したカメラ
LUMIX G99 購入を検討しているときに比較したカメラについてまとめます。
YouTube動画、ブログの写真のために最適なカメラシステムを揃えるために、色々な機種を比較検討材料にしました。
最終的には「Canon EOS RP」「SONY α6600」「LUMIX GH5」の3機種を候補に挙げています。
- Canon EOS RP
- SONY α6600
- LUMIX GH5
- G9 Pro
まず一番重視したのは価格です。予算20万円以内で考えていたので、その時点で「LUMIX GH5」は候補から外れました。
フルサイズミラーレス EOS RP は一度購入して数ヶ月使いました。動画も静止画も非常にキレイに撮影できますが、連続撮影時間に制限があったり、動画撮影中に静止画を写せないなど、ハード面で不満に感じるところがありました。
APS-Cサイズの α6600 は「リアルタイム瞳AF」の性能が素晴らしく、最後まで迷いましたが、手ブレ補正がG99と比べて弱いという点で最終的にはG99を選んでいます。
LUMIX G9 Pro は当初比較対象に考えていませんでしたが、ファームウェアアップデートによって連続動画撮影時間の制限が解除され、VLog-L撮影可能、180fpsのフルHDスローモーション動画が撮影できるようになるなど、えっこれもはや動画機じゃん・・・というスペックになっていることをG99購入後に知りました。
G99がG9Proと比べて優れているのはVLog-L撮影が標準で実装されていること、小さく軽いこと、ちょっとだけ価格が安いという利点になりました。なのでこの記事をご覧になっている方で、今からG99を買おうと考えている方は、G9Proと比べて選ぶと良いと思います。
GH5は動画性能だけを見ると圧倒的に優れています。ただ、ヒガシーサードットコムの使用環境では G99 とできることが変わらないので、それなら低価格、軽量モデルの方が良いということで G99 に候補を絞っています。
ヒガシーサードットコムではサーフィンの撮影をするための望遠レンズや、Youtube撮影に使っている単焦点レンズを保有しているので G99 を選べばシステム全体の費用を抑えることができます。
α6600のリアルタイム瞳AFは魅力的だけど、チルト液晶や手ブレ補正が弱いので、筆者の撮影環境では使いにくいと判断しました。(実際には手ブレ補正が弱いというわけではなくG99の手ブレ補正が強力すぎるという結論)
総合的に判断した上で、筆者の使用環境には「G99がベスト」という結論に至っています。
※リアルタイム瞳AFとは、動画撮影中でも人物の瞳にピントを合わせ続けてくれる機能のこと。YouTubeの自撮り動画に便利な機能です。
※バリアングル液晶とは、上下左右に液晶画面を回転させることができて、自由度の高い液晶画面のこと。この機能のおかげでYoutube自撮りが簡単になります。
LUMIX G99 総合評価
ヒガシーサードットコムの総合評価としては LUMIX G99 は「オールマイティーミラーレスカメラ」になります。
LUMIX G99 は「アレができない」や「コレがあったらいいのに」という不満点が一つも見当たりません。とりあえずこのカメラで「静止画も動画」も全部できます。
スペック特化でもなければ、コスパ最強でもありませんが、重箱の隅を突いても弱点が見当たりそうにないオールマイティーさを備えています。
[st-kaiwa-higashirome]使ってみて分かりましたが、マジでなんでこんなに人気ないのか世界に問いたい。[/st-kaiwa-higashirome]
LUMIX G99 性能・スペック
以下はヒガシーサードットコムで注目したG99のスペックです。
- ボディ価格:10万円前後
- 幅×高さ×奥行き:130.4×93.5×77.4 mm
- 重量:484g
- Dual I.S.2(ボディ+レンズ手振れ補正)
- 外部マイク入力端子
- バリアングル液晶
- 防塵・防滴設計
- AF速度0.07秒
- 49点AF
- 顔・瞳認識AF
- USB充電・給電
- 4K動画
- ハイフレームレート
LUMIX G99はマイクロフォーサーズ機種でありながら484gと軽くはありません。その代わり強力な手振れ補正、バリアングル液晶、防塵防滴などフィールド一眼として使いやすいハードになっています。
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LUMIX G99 がオススメできるヒトは?
LUMIX G99 は写真も動画も使うヒトにオススメしたい機種。またYouTube用のカメラとしても優秀です。
LUMIXシリーズの立ち位置としては G9 Pro の弟分になりますが、GHシリーズの操作性も受け継いでるミドルクラスのミラーレス一眼カメラになります。
LUMIXの初心者向けミラーレスには「GFシリーズ」がありますが、GFシリーズからのステップアップにもオススメです。
レンズも豊富で、望遠システムが小型軽量にできるので、望遠撮影も楽しめます。手振れ補正も強力に効いてくれるので、初心者の方でも望遠撮影で失敗しにくいシステムになっています。
ボディ価格が10万円前後なので、初心者向けの EOS Kiss M や LUMIX GF シリーズよりは高価になります。
その代わり、EOS Kiss M や LUMIX GF シリーズにはない「手振れ補正」や「連続撮影時間の制限なし」など動画撮影の環境で役に立つ機能が豊富です。
外部マイク入力端子、USB給電など動画撮影に欠かせないハード面でのメリットも多いです。静止画に関してはそれほど進化しているポイントはありませんが、不満点もありません。
G99はどちらかというと動画を撮りたいヒトにオススメできるミラーレスカメラです。
LUMIX G99 のオートフォーカス
LUMIX G99 は高速なオートフォーカス、正確な顔認識、瞳認識オートフォーカスを有しているので、人物や子どもたちを撮影するときも失敗なく撮影できます。
ただし、暗所性能はあまり高くなく、レンズとの相性もありますがピントが迷うときもあります。Panasonicの空間認識オートフォーカスは、コントラスト方式のAFシステムなので、像面位相差AFのSONY αシリーズの高速性はありません。
いまのミラーレス一眼カメラの性能で考えると良くもなければ、悪くもない印象です。一般ユーザーで使いにくいということは絶対にないので、シビアなスポーツ撮影、暗い場所での人物撮影などでなければ仕事でも使えます。
[st-kaiwa-higa-happy]空間認識AFもめちゃめちゃ進化しているけど、SONY機種と比べるとちょっと遅いかなと思います。[/st-kaiwa-higa-happy]
LUMIX G99 作例
静止画
人物撮影
サーフィン撮影
スローモーション動画
動画
4Kフォーカス
4Kフォーカスブラケット
マイクロフォーサーズの最大の利点
小型軽量な高倍率ズームレンズや、サーフィン撮影に使いたい望遠レンズも小型軽量です。
ボディ単体で見るとサイズや重量は決して小さくて軽いとは言えませんが、レンズシステムの設計を含めてマイクロフォーサーズ機種のメリットを活かしているカメラですね。
またレンズ設計の小型化と、フルサイズミラーレスと比べて安価なレンズも揃っている点も魅力的です。
[st-kaiwa-higa-happy]子どもたちのお出かけ、運動会などでG99の手ブレ補正が活躍。マイクロフォーサーズの利点であるレンズ設計が小型というのもパパ業にとっては都合が良いです。[/st-kaiwa-higa-happy]
LUMIX G99 手振れ補正がすごい
LUMIX G99 を使って驚いたのはボディ内手振れ補正とレンズシフト式手振れ補正を組み合わせた「Dual.I.S2(デュアルアイエス)」の手振れ補正能力です。
通常、一眼カメラのボディ内手振れ補正はあくまでも「おまけ程度」にしか使えませんが、LUMIX G99 の手振れ補正は超強力です。
Dual I.S.2 は LUMIX G8 にも搭載されているので、変わらないじゃんと思うヒトもいるでしょう。
もちろん仕組み自体は新しいものではありませんが、LUMIX G99 は上位機種 G9Pro に搭載された「手ブレロック」という更に強力な補正がかかる補正機能も使えます。
マイクロフォーサーズはフルサイズに比べて小型なセンサーサイズのおかげで、十分な補正能力を得られるシステムになっています。
LUMIX G99 の Dual.I.S2 手振れ補正は子どもたちの撮影、サーフィンなどのスポーツ撮影において、大きなアドバンテージを手に入れることができます。
詳しくは冒頭の動画でも解説しています。
LUMIX G99 YouTubeに最適な機能が満載
他にも液晶画面も自撮りがしやすいバリアングル液晶を搭載し、外部マイク入力端子、USB給電など、VlogやYouTube用カメラとしてもオススメできる機能が備わっています。
LUMIX G99 の立ち位置はG9Pro、GHシリーズの下位機種という立場ですが、フラッグシップ機に匹敵する機能や使い勝手を備えているコスパに優れた機種になっています。
こうした良いとこ取りの性能を備えているので、LUMIX G99は「オールマイティーなミラーレスカメラ」なんです。
良く言えばオールマイティー。悪く言えば特化した性能はない。本音を言えば『なんで人気ないの?七不思議かよ』です。
[st-kaiwa-29261]G9 Pro が値段を下げてるからさ(真理)[/st-kaiwa-29261]
LUMIX G99 リセールバリュー
LUMIX G99 高倍率ズームレンズキットのリセールバリューはマップカメラ調べで 82,700円 となり執筆時点でのリセールバリューは61%になります。
購入後1年間でリセールバリュー50%を下回らなければ、コスパの良いカメラとして判断しています。
コスパの考えはヒトそれぞれですが、感情論を抜きにして「1年間使って購入価格の50%を下回らない」ことがコスパの良し悪しを決める判断材料になります。
なので現時点でリセールバリュー61%はそこそこ良いですね。
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LUMIX G99 役割
LUMIX G99 はマイクロフォーサーズ機種の立ち位置としては、G9 Proの下位機種、GH5の下位機種になります。
GFシリーズなどのエントリークラス、GX7MK3よりは上位機種となり、LUMIX シリーズのミドルクラスに位置するミラーレスカメラです。
いまミラーレスカメラの市場はフルサイズ機種、APS-C機種がメインストリームとなり、Youtube用カメラとしては SONY の α6600 が人気機種になっています。
これまで動画性能の高さや使い勝手の良さから、LUMIXシリーズは人気でしたが、SONYに人気が押されています。
そんな中で LUMIX G99 を購入したのは、レンズが小さくて軽いこと、そして手振れ補正が優秀なことの2点です。
子どもたちの運動会や発表会、サーフィンの撮影では400mm超の望遠レンズを使います。
妻に撮影してもらうこともあるので、あまり大きなレンズは使えません。
望遠レンズは通常、三脚を使って撮影することが多いですが、毎回準備するのも大変です。
LUMIX G99 はボディ内手振れ補正とレンズシフト手振れ補正を組み合わせて使える Dual.I.S2 が優秀です。
なので400mm〜600mm程度の望遠レンズであれば、手持ちでも撮影できてしまうほど手振れ補正が効きます。
フルサイズやAPS-Cサイズのセンサーであれば、レンズも大きくなり、手振れ補正能力もマイクロフォーサーズに比べて弱くなります。
センサーサイズが大きいことのメリットもあるように、センサーサイズが小さいことのメリットもあるわけです。
Youtubeやブログ用のカメラとして使う場合、LUMIX G99 は非常に使いやすい性能を有していると感じて購入に至りました。
[st-kaiwa-higa-happy]望遠撮影の動画を撮るならLUMIX 一択になりつつあります。[/st-kaiwa-higa-happy]
LUMIX G99 買うべき?
LUMIX G99 は高倍率ズームレンズキットが15万円前後になります。比較対象には GHシリーズやG9Pro、そして SONY α6400、α6600 かなと思います。
その中で G99 は高倍率ズームレンズキットを選べる点や、ミドルクラスの性能でありながらボディ価格が10万円というコスパの良さが魅力的です。
とりあえず高倍率ズームレンズがあれば家族の思い出、ブログ、Youtubeに使えるので非常に使い勝手の良い組み合わせです。
また、背景ボケを活かした撮影をしたい場合は2万円代で購入できる「LUMIX 25mm F1.7」は小さくて軽く非常に使い勝手の良いレンズです。
このレンズは「シンデレラレンズ」や「撒き餌レンズ」と呼ばれ、カメラ愛好家のヒトがまず最初に手に入れる短焦点レンズとして人気です。
LUMIX G99 はUSB給電もできるようになり、GHシリーズのように30分以上の連続撮影もできるようになりました。
ヒガシーサードットコムでは様々なカメラを使っていますが、Youtubeと動画撮影なら LUMIX シリーズが使いやすいです。(個人差有り)
予算や用途に合わせて選ぶことが大切ですが、マイクロフォーサーズセンサーのメリットを活かした性能が豊富で、動画性能が高い LUMIX G99 はYouTube用として考えるなら優秀なミラーレスカメラになります。
予算20万円ぐらいでYouTubeのシステムを揃えたいと考えてるならオススメです。
[st-kaiwa-higa-happy]G99をYouTubeのメインシステムにするのも全然アリですね。[/st-kaiwa-higa-happy]
LUMIX G99 ステップアップはどうする?
マイクロフォーサーズのLUMIX シリーズにはGHシリーズというフラッグシップ(最上位機種)があります。
LUMIX G99 はミドルクラスですが、有名YouTuberさんの間でも愛用者が多い「GH」シリーズにステップアップすることも可能です。
ただ、G99からGHシリーズにステップアップするメリットはそこまでないので、システムを丸ごと LUMIX Sシリーズ(フルサイズ)に切り替えるか、レンズを揃えたほうがいいでしょう。
LUMIX G99 は「8bit VLog-L」でも撮影できて、バリアングル液晶も搭載しています。10bit log撮影や120fps以上のスローモーション撮影など、本格的なシネマシステムを必要としている場合でなければ、GHシリーズにステップアップする必要性もありません。
GH6が登場し6K映像が撮れるようになったとしても、YouTubeで活用するレベルであれば4K30fpsでも十分素晴らしい映像が撮れます。なので、もしステップアップをするならフルサイズのLUMIX Sシリーズに移行する。
もしくはレンズやその他のアクセサリーを揃えて、YouTubeスタジオを構築するのがオススメです。LUMIX G99 を中心に動画撮影の環境を整えていけば、クオリティの高い動画が撮影できるので、予算に合わせて選んでいきましょう。
※LUMIX Sシリーズは Panasonic初 のフルサイズミラーレス一眼カメラのシリーズです。
[st-kaiwa-higa-happy]ヒガシーサーは現在YouTubeスタジオを作ってます!こうご期待![/st-kaiwa-higa-happy]
LUMIX G99 使ってみての性能評価
LUMIX G99 は誇張なしで「バランスの良い性能」になっています。古い一眼レフの世界で言うと「Nikon D7000」のような存在感があるなと感じます。
- 強力な手振れ補正
- 外部マイク入力端子
- 30分以上の連続動画撮影
- 高速なオートフォーカス
- 正確な顔認識、瞳認識オートフォーカス
- タッチパネル操作
- 小型軽量なレンズ
- 優れた動画性能
- 自撮りがしやすいバリアングル液晶
- USB給電ができる
- ・・・できないことが少ない
興奮する性能やスペックを揃えていませんが、とにかく全方位で活躍できるカメラです。パパカメラとしても優秀。YouTubeカメラとしても優秀。取材カメラとしても優秀。そしてレンズも小型で揃えやすい。持ち運ぶときに悩まなくても良いというメリットがあります。
どうしても α6600 や、フルサイズミラーレスと比較してしまいがちですが、マイクロフォーサーズ機種のミドルクラスは非常に使いやすいシステム設計になっています。
また一番メリットを享受できるのが、小型軽量のレンズです。
400mmを超える望遠レンズや、28mm-280mmの高倍率ズームレンズがこのサイズと重量感で使えるのはマイクロフォーサーズのメリットですし、それでいてボディ内手振れ補正とレンズシフト式手振れ補正の両方を組み合わせて使える「Dual.I.S」があるので、手振れ補正も強力に使えます。
とはいえ、フルサイズセンサーを搭載したカメラと比べると、暗い場所での撮影は苦手ですね。そこはトレードオフでしょう。
世の中はフルサイズミラーレスに市場が移行しつつありますが、価格が高価な割に、できることは変わらないのであれば、LUMIX G99はコスパに優れたバランスの良いミラーレス一眼カメラです。
LUMIX G99 の弱い点
- 人気がない
- α6600と比較してリアルタイム瞳AFがない
ブログ、YouTube、お父さんライフの中で G99 を不満に感じるポイントはほとんどありませんが、唯一挙げるとしたら性能や使いやすさの割に人気がないという点です。
G9Pro のように静止画に特化していたり、ハイレゾ撮影ができたり、α6600のリアルタイム瞳AFなど、先進的な機能はG99にはありません。
できないことが少ない代わりに、尖った性能があまり見当たらないというのもバランス機としての特徴です。
また多くの人が気にする「フルサイズではない」というポイントですが、そこはもう語り尽くした感がありますが、気にする必要はありません。
フルサイズにはフルサイズのメリットがあり、マイクロフォーサーズにはマイクロフォーサーズにしかないメリットがあります。
[st-kaiwa-higa-happy]それぞれのメリット・デメリットを知って選ぼう。[/st-kaiwa-higa-happy]
LUMIX G99 YouTubeカメラセットの事例
- レンズ:SIGMA DG 16mm F1.4(換算32mm)
- 三脚:K&F CONCEPT B210
- 外部マイク:オーディオテクニカ AT-9941
- ビデオライト:Neewer LEDライト二色480 2パック
- 編集ソフト:Adobe Premiere(MacOS)、Lumafusion(iOS)
以上がヒガシーサードットコムの撮影環境です。20万円以内で同じシステムが揃うので参考にしてもらえたら嬉しいです。
LUMIX G99 を安く買えるお店
LUMIX G99 をお得に買うなら「楽天市場 MapCamera」で購入するのが一番オススメです。
価格ドットコムで検索するとマップカメラが最安ではありませんが、マップカメラで購入すると売るときに高く売れます。また、楽天市場店を利用すれば楽天ポイントも貯まるので、めちゃめちゃお得に購入できます。
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ミラーレス一眼カメラを高く売る方法
カメラ買取に関してはこれまで沢山のカメラを売ってきました。BASEやオークションサイトを使って売ってきた経験もありますが、ぶっちゃけ購入者さんとのやりとりや評価が超面倒なんですよね。
なので最近は買取サイトを使うようにしていますが、その中でもマップカメラはワンプライス買取など、面倒をさらに省いてくれる買取サービスを展開しているので、最近はよく使っています。
マップカメラで購入したカメラは、マップカメラで売ると高額買取してくれることも多いのでオススメです。
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LUMIX G99 おすすめレンズ
- 高倍率ズームレンズキット:LUMIX G 14-140mm
- 単焦点レンズ:SIGMA 16mm F1.4
- 単焦点レンズ:LUMIX G 25mm F1.7
LUMIX G99 のメリットを享受できるのは「Dual.I.S」を搭載している高倍率ズームレンズです。まずはコレ一本あればなんでも撮影できるのでオススメ。
もう一本は明るい単焦点レンズを選んでください。SIGMA DG 16mm F1.4 か LUMIX G 25mm F1.7 のどちらか一本だけでOKです。YouTube自撮りに使いやすいのは画角が広い16mmですが、2万円ほど高いので予算に合わせて選ぶといいでしょう。
単焦点レンズには手ブレ補正が搭載してません。しかし LUMIX G99 のボディ内手ブレ補正がこれでもか!というくらい効きますので、全く問題なく使うことができます。
とりあえず「高倍率ズームレンズ」と「明るい単焦点レンズ」の2つがあればどんなシチュエーションにも対応できるし、一眼カメラっぽい写真と動画が撮影できます。
LUMIX G99 の優れた手振れ補正能力
カメラの世界には「手ブレ」と「被写体ブレ」の2つのブレがあります。手振れは自分の手が震えたり振れたりすることで起こる現象で、被写体振れはカメラを通して撮影した被写体が動いたりすることで起こるブレのことです。
そして、最近のカメラには「手ブレ補正」と言われる機能が備わっていて、その手ブレ補正の中にも「カメラのボディ内」に手ブレ補正を搭載している機種、「レンズ内」に手ブレ補正を搭載している機種の2タイプがあります。
LUMIX G99には「ボディ内手ブレ補正」と「レンズ内の手ブレ補正」を組み合わせて使える「Dual.I.S 2」が採用されていて、手ブレ補正機構を備えていないカメラと比べてブレを抑えてくれる強力な手ブレ補正を活用することができます。
それによって夜間の暗い場所でもブレを抑えて撮影できたり、望遠撮影のときにピントをピタッと動かさないような写真と動画が撮れるようになりました。
カメラの性能は年々進化していますが、画素数が増えると、このブレを抑える機能もシビアになってきます。なので一口に手ブレ補正を内蔵していると言っても、カメラの画素数、センサーサイズの大きさなどが関係してくるので、実際の場面で使用してみないと「どこまで手ブレ補正が有効なのか」分からないことがほとんどです。
LUMIX G99 は実際にヒガシーサードットコムで使用してみたところ、非常に優れた手ブレ補正性能を備えているカメラだなと感じました。一般的に5軸手ブレ補正と言われているミラーレス一眼カメラ機種の中でも「トップ3」に入るレベルでしょう。
一位は間違いなく Olympus OM-D E-M1 シリーズ ですが、その次点に並べても良いくらい補正能力が高いミラーレス一眼カメラでした。
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