ネットプリント おすすめ7社比較 子ども写真を1000枚以上プリントした結論

写真の残し方に迷っていませんか？

子どもの写真はスマホに溜まる一方…どうやって整理して残せばいいのか悩みますよね。この記事では「写真プリント」という選択肢に焦点を当て、ネットで注文できる格安フォトプリントサービス7社を比較検証しました。

実際に子どもたちの写真を使って、各社のプリントサービスを同じ写真で徹底比較。100冊以上のフォトブック作成経験を持つ筆者が、写真を残す方法として「プリント」と「フォトブック」どちらが最適か、用途別に解説します。

ミーさん

子どもの写真、スマホに何千枚もあるけど整理できなくて…。プリントした方がいいの？それともフォトブックにした方がいいの？

シーサー先生

目的によって使い分けるのがベストですよ。日常の写真を大量に残すならネットプリント、特別な思い出をまとめて残すならフォトブックがおすすめです。この記事では、まずプリントサービスの選び方を詳しく解説していきますね。

各社の写真プリントを検証するときに注意したのは次のポイントです。

上記ポイントを比較しながらネットプリントのおすすめサービスを読者の皆さんに紹介していきます。

ネットプリント おすすめランキング

これまで1000枚以上の家族写真をネットプリントで注文し、今回の記事では「同じ写真」で比較しました。その結論をまとめると：

それでは、各サービスの特徴と評価を詳しく解説していきます。

写真プリントとフォトブック、どちらを選ぶべき？

本題に入る前に、写真を残す2つの主要な方法である「写真プリント」と「フォトブック」の違いを整理しておきましょう。

シーサー先生

私の経験では、「日常の写真は写真プリント」「特別な思い出はフォトブック」という使い分けが最も効率的です。例えば、子どもの毎月の写真は安価なネットプリントで残しておき、1年分のベストショットをフォトブックにまとめるという方法がおすすめですよ。

フォトブックについて詳しく知りたい方は、【2025年最新】子育て家族におすすめのフォトブックサービス徹底比較の記事もご覧ください。

1位：アオヤギ写真工芸社

最優秀賞【FUJICOLOR最高級プリント 写真やさん仕上げ】

写真プリントの画質、コストパフォーマンスのバランスが特に優れているのがアオヤギ写真工芸社さんの写真プリントです。

今回ウェブ注文した中で最も早く発送してくれたアオヤギ写真工芸社さん。豊富なプリントコースが特徴的ですが、今回は最も高額な 【FUJICOLOR最高級プリント 写真やさん仕上げ】 を選びました。

プリント画質は流石の最高級プリント。細かい部分までキレイにプリントされています。今回の比較レビューの中ではダントツに美しい仕上がりでした。この仕上がりでL/DSCサイズ1枚17円（50枚以上注文で）ならコスパ抜群です。

写真用紙の質感はもちろん、とにかく色味がキレイですね。これはすごい。

シーサー先生

アオヤギさんのプリントは特別な写真や、フォトフレームに飾りたい写真に最適です。100冊以上のフォトブック作成経験から言うと、フォトブックに入れる前に一度プリントして確認したい重要な写真にもおすすめですよ。

2位：しまうまプリント コスパ最強の写真プリント

画質とコスパのバランスがいいのは「アオヤギ写真工芸社」さんでしたが、単純に価格の安さで選ぶなら「しまうまプリント」さんが1位です。

ネットプリントと言えば「しまうまプリント」と言えるほど老舗中の老舗サービスであり、私も家族写真をそれこそ1000枚単位でしまうまプリントさんに注文してきました。2023年にはTプリントやネットプリントジャパンなどの複数サービスを統合し、さらに充実したサービスになっています。

しまうまプリントには1枚7円オリジナルプリント、1枚10円FUJICOLOR高級プリント、1枚17円プロ仕上げの３つから選べて、サイズはLサイズと2Lサイズから選べます。

この写真は妻と一緒に「しまうまプリントの画質をブラインドテスト」したものです。

• 赤いシールが17円プリント
• 青いシールがフジカラー
• 黄色いシールがオリジナルプリント

注文した写真を「どれが一番キレイなのか夫婦でそれぞれ選ぶ」というテストをやりました。詳しくは「しまうまプリントの比較記事」でまとめています。

結果、1枚7円のオリジナルプリントの評価は「悪くない」ということになりました。1枚7円でプリントできてTポイントも貯まって、コストパフォーマンスはすごく良いですね。

ミーさん

たくさんの写真を安く残したいけど、フォトブックにするまででもない写真はどうすればいいかしら？

シーサー先生

まさにそういった日常の写真こそ、しまうまプリントの1枚7円コースが最適です。子どもの日々の成長記録や、何気ない瞬間の写真を大量にプリントするのに向いています。特別な写真だけをピックアップしてフォトブックにするという使い分けが効率的ですよ。

価格で選ぶなら「しまうまプリント一択」ですね。

3位：どんどんプリント 大判プリントに特化

大判写真プリントに特化した「どんどんプリント」は、A4サイズでも高品質なプリントが魅力です。スマホで撮影した写真でもしっかりと美しくプリントしてくれるため、インテリアとして飾りたい写真や、イベント展示用の大きなプリントを作りたい場合におすすめです。

A4写真プリントが1枚140円という価格設定も、クオリティを考えれば納得のコストパフォーマンス。子どもの成長記録や家族写真をリビングに飾りたい方に特におすすめできるサービスです。

シーサー先生

フォトブックと写真プリントの使い分けという点で言うと、特に思い入れのある1枚をどんどんプリントで大きくプリントして飾り、複数の写真をストーリーとしてまとめたいときにフォトブックを作る、という方法が効果的です。両方の良さを活かせますよ。

詳しくは「A4写真プリントが1枚140円？スマホ写真も印刷できる大判プリント比較」の記事をご覧ください。

4位：しろくまフォト 肌色が自然

しろくまフォトは、特に肌色の表現に優れたプリントサービスです。子どもや家族の写真を主に撮影する方におすすめで、独自の色補正技術によって自然な肌色を実現しています。

料金設定は1枚15円からとリーズナブルながらも、仕上がりの品質は高級感があります。注文から発送までのスピードも比較的早く、急ぎでプリントが必要な場合にも対応可能です。

ミーさん

子どもの写真をたくさん撮るけど、肌色がきれいに出るプリントサービスがいいな。フォトブックも作りたいけど、全部の写真を入れるのは大変だし…

シーサー先生

そんな場合は、しろくまフォトでお気に入りの写真をまずプリントしておき、後から厳選した写真でフォトブックを作るといいですよ。日常の写真はプリントで気軽に残しておき、特別なイベントや節目ごとにフォトブックにまとめるという方法が、時間的にも経済的にも効率的です。

5位：シャシンヤドットコム プロ仕様のプリントサービス

シャシンヤドットコムは、プロフェッショナル向けの品質を一般ユーザーにも提供しているプリントサービスです。写真愛好家やプロカメラマンからも支持されており、特に色調整や仕上がりのクオリティにこだわりがあります。

L版1枚18円からと他のサービスより若干高めの価格設定ですが、その分プリント品質は確かな実力を持っています。特にモノクロ写真や芸術性の高い写真のプリントに強みがあり、細部の階調表現にこだわる方におすすめです。

シーサー先生

シャシンヤドットコムは、特にフォトブック用の「選りすぐりの1枚」を事前に確認したい方に適しています。例えば、フォトブックの表紙に使いたい大切な1枚を先にプリントして確認してから、フォトブック作成に進むという使い方がおすすめですよ。

6位：写真館フォトピース 高級感のある仕上がり

写真館フォトピースは、写真スタジオならではの高級感のある仕上がりが特徴的なサービスです。特にポートレートや家族写真など、人物写真の仕上がりに定評があります。肌色の表現が自然で、温かみのある色調が魅力です。

L版1枚20円からと比較的高めの価格設定ですが、その分写真用紙の質感や光沢感も高級感があります。特別な記念写真や大切な人への贈り物用のプリントとして利用する価値があるサービスです。

ミーさん

特別な日の写真は高級感のあるプリントにして、日常の写真はフォトブックにまとめるのが理想だけど、全部お金がかかるとなると迷っちゃいますね…

シーサー先生

写真とフォトブックをうまく使い分けるなら、「イベントの最高の1枚だけ」を写真館フォトピースでプリントして飾り、その他の写真を含めた全体ストーリーをフォトブックでまとめるというやり方がコスト効率も良いですよ。例えば、七五三の正装写真1枚はプリントで、その日の様子全体はフォトブックでという組み合わせが理想的です。

7位：富士フイルム 高品質だが価格は高め

写真業界の大手メーカーとして知られる富士フイルムのネットプリントサービスは、その高品質な印刷技術で定評があります。特に肌色の表現や風景写真の色調が美しく、写真愛好家からの評価も高いサービスです。

L版1枚30円前後と、比較対象の中では最も高価格帯に位置していますが、その分プリント品質は確かです。特にプロフェッショナルな写真表現を求める方や、特別な記念写真をプリントしたい場合におすすめできます。

写真のコントラストや色味が強めに設定されており、特に人物写真では肌色や唇の色が強調される傾向があります。写真にこだわりがある方には満足度の高い仕上がりですが、一般的な日常使いには少々コストが高いかもしれません。

ネットプリント、店頭プリント、写真プリンターのコスパ比較

写真を形に残す方法は大きく分けて3種類があります。それぞれのメリット・デメリットとコストパフォーマンスを比較しました。

自宅プリンターの場合、プリンタ本体価格、写真用紙、インク代、電気代が含まれるため、実質的なコストはさらに高くなる可能性があります。また、プリンターを置くスペースも必要です。

シーサー先生

忙しい子育て世代には、ネットプリントとフォトブックを組み合わせる方法が最も効率的です。例えば「日常の写真はしまうまプリントで安く大量に残し、特別な写真はアオヤギ写真工芸社で高品質プリント、そしてまとまった記録はフォトブックに」という使い分けをおすすめします。

店頭プリントは品質も良く即日受け取りが可能ですが、店舗に行く時間や、仕上がりまで待機する必要があるのが大きなデメリットです。日常的に大量の写真を残すなら、時間と価格の面でネットプリントが圧倒的に有利でしょう。

まとめ：用途に合わせた写真プリントサービスの選び方

1000枚以上の写真をプリントして7社のサービスを比較検証した結果、それぞれに特徴があることがわかりました。最終的な選択は、あなたの優先事項（価格、品質、納期など）によって変わってきます。

また、写真を残す方法として「写真プリント」と「フォトブック」の使い分けも重要なポイントです。日常的な写真の記録にはネットプリントが適している一方、特別な思い出やイベントをストーリーとしてまとめるにはフォトブックが最適です。

写真を残す方法は一つではありません。それぞれの特性を理解し、目的に合わせて最適な方法を選ぶことが、大切な思い出を効率よく、かつ満足度高く残すコツです。

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