フォトブックサービスを選ぶ際に重視したいのは「印刷品質」と「使いやすさ」ではないでしょうか。このページでは、フォトブックおすすめ完全ガイドの個別サービスレビューとして、講談社や小学館が出資しているフォトバックの特徴と使用感を詳しく解説します。
100冊以上のフォトブック作成経験から、フォトバックの特長や他サービスとの違いを徹底検証していきます。おしゃれな装丁と高品質な印刷で定評のあるフォトバックは、どんな人に向いているのでしょうか?
- フォトバックの7種類のフォトブックの特徴と違い
- 6色印刷と4色印刷の画質の違い
- 製本タイプによる使い勝手と耐久性の違い
- フォトバックの編集ツールの使いやすさ
- 他社サービスとの比較でわかるフォトバックの魅力
- フォトバックがおすすめの人、向いていない人
目次
フォトバックとは?サービス概要と特徴
フォトバック(Photoback)は、講談社・小学館などの大手出版社が出資する企業が運営しているフォトブックサービスです。「本作りのプロ」という強みを活かし、書籍としての品質とデザイン性に優れた製品を提供しています。
フォトバックの最大の特徴は「おしゃれでセンスの良い装丁」と「高品質な印刷」です。一般的なフォトブックサービスとは一線を画す、本格的な「写真集」という印象の製品を作ることができます。

ミーさん
フォトブックって色々なサービスがあって迷ってしまいます。フォトバックはどんな特徴があるんですか?

シーサ先生
フォトバックの最大の特徴は、出版社ならではの「本としての完成度の高さ」です。6色印刷による美しい発色、ジャケット(巻きカバー)装丁、文庫本タイプの帯など、市販の書籍のような洗練された見た目が魅力です。自分で撮った写真が「本物の写真集」になった感覚が味わえますよ。
フォトバックの7種類のフォトブック
フォトバックでは7種類のフォトブックが用意されており、それぞれサイズや製本方法、用途が異なります。
商品名 | サイズ | 製本タイプ | 印刷方式 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
FOLIO(フォリオ) | 186×186mm | 合紙製本(厚紙) | 6色印刷 | 最高級ライン、自立するハードカバー、180度フラット |
ROUGH(ラフ) | 150×150mm | 合紙製本 | 6色印刷 | 小型で扱いやすい、ページがめくりやすい |
POCKET(ポケット) | 90×128mm | 合紙製本 | 6色印刷 | 最小サイズ、手のひらに収まるコンパクトさ |
GRAPH(グラフ) | 186×248mm | 無線綴じ | 6色印刷 | 最大サイズ、A4に近い大型フォトブック |
LIFE(ライフ) | 148×210mm | 無線綴じ | 6色印刷 | A5サイズ、帯付きで書籍感覚 |
BUNKO(ブンコ) | 108×144mm | 無線綴じ | 6色印刷 | 文庫本サイズ、帯付きで携帯しやすい |
ALBUM(アルバム) | 120×120mm | 無線綴じ | 4色印刷 | 最も低価格、プチアルバム感覚 |
フォトバックの印刷品質は高い?他社との比較
フォトバックの大きな特徴の一つが、高品質な印刷です。ALBUM以外の6種類のフォトブックには、液体トナー6色印刷(デジタルオフセット)が採用されています。この印刷方式は、通常の4色印刷に比べて色表現が豊かで、特に中間調の表現に優れています。
6色印刷と4色印刷の違い
フォトバックの6色印刷は、通常のCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)4色に、ライトシアン(LC)とライトマゼンタ(LM)の2色を加えた6色液体トナーを使用しています。これにより、以下のような印刷品質の向上が実現しています。
- 滑らかなグラデーション:特に空や肌の色調の移り変わりが自然
- 微妙な色彩表現:淡い色合いや中間色の再現性が高い
- 網点が目立ちにくい:液体トナーの特性で粒状感が少ない
実際に同じ写真をフォトバックの6色印刷製品(FOLIO)と4色印刷製品(ALBUM)で比較すると、6色印刷の方が発色が豊かで、特に人物の肌色や風景の微妙な色調の表現に違いが見られます。
用紙の質感と発色の関係
フォトバックのフォトブックはすべて「マット紙(つや消し)」を使用しており、光沢のある用紙は選べません。これは意図的な選択で、光沢よりも質感と風合いを重視したデザインポリシーの表れです。
特にFOLIOでは微塗工紙(やや黄味がある)を使用しており、写真の発色は全体的に落ち着いた色調になります。これにより、自然で上品な仕上がりになりますが、鮮やかさを求める場合は他社の光沢紙タイプの方が向いているかもしれません。

ミーさん
マット紙だと印象が暗くなったりしませんか?子どもの明るい表情を残したいので心配です。

シーサ先生
確かに光沢紙に比べるとコントラストは抑えめになりますが、その分「上品で落ち着いた」印象になります。子どもの写真も派手さはないものの、優しい雰囲気の仕上がりになりますよ。ただし、より鮮やかさを求める場合はマイブックのような光沢紙を選べるサービスの方が良いかもしれません。
他社フォトブックとの画質比較
実際にフォトバックと他社の同等クラスのフォトブックを比較してみると、以下のような特徴が見られます:
比較項目 | フォトバック(FOLIO) | マイブック(ART/DX) | ドリームページ |
---|---|---|---|
印刷方式 | 液体トナー6色印刷 | 液体トナー4色印刷 | 液体トナー6色印刷 |
色合い | 落ち着いた色調 | コントラスト高め | フォトバックに近い色調 |
質感 | 上質なマット感 | さらっとした質感 | 滑らかな質感 |
網点(粒状感) | 目立ちにくい | やや目立つ | ほとんど目立たない |
白黒写真の表現 | 階調豊か | コントラスト高め | 滑らかなグラデーション |
フォトバックの6色印刷は、特にポートレートや風景写真など繊細な色調表現が必要な場合に強みを発揮します。一方、鮮やかさやコントラストを重視する場合は、マイブックのような4色印刷でも十分満足できる仕上がりになります。
フォトバックの製本タイプと特徴
フォトバックのフォトブックは、大きく分けて「合紙製本」と「無線綴じ」の2種類の製本方法が採用されています。それぞれに特徴があり、用途によって選ぶべき製本タイプが異なります。
合紙製本タイプ(FOLIO、ROUGH、POCKET)
合紙製本は、ページを180度フラットに開くことができる製本方法です。見開きで大きな写真を配置したい場合や、中央に重要な被写体がある写真を使用する場合に適しています。
フォトバックの合紙製本には以下の特徴があります:
- FOLIO:最も高級感のある厚紙製本で、ページが厚く硬い。自立するほどの厚みがあり、ブックケース付属。
- ROUGH・POCKET:FOLIOよりも薄い合紙を使用し、めくりやすい。一般的な合紙製本よりも柔軟性があり、日常的に手に取りやすい。
フォトバックの合紙製本の特徴的な点として、ページ間に厚紙を挟み込んで貼り合わせる構造ながら、背表紙が露出しており、それをジャケット(巻きカバー)で覆う設計になっています。このデザインは他社にはあまり見られない特徴です。
無線綴じタイプ(GRAPH、LIFE、BUNKO、ALBUM)
無線綴じは一般的な書籍と同じ製本方法で、ページの背の部分を接着剤で固定します。完全にフラットには開きませんが、薄くて軽いという特徴があります。
フォトバックの無線綴じ製品の特徴:
- ソフトカバー(並製本):すべての無線綴じタイプはソフトカバーで、柔らかく軽量。
- ジャケット装丁:すべてにジャケット(巻きカバー)が付き、表紙デザインはジャケットに印刷されている。
- 帯付き(LIFE、BUNKO):文庫本のような帯が付き、市販の書籍のような見た目に。
- FOLIO:特別な記念写真集、贈り物用、風景写真集
- ROUGH・POCKET:子どもの成長記録、旅行記録、日常使いの写真集
- GRAPH:大判写真を楽しみたい場合、ポートフォリオ
- LIFE・BUNKO:携帯しやすい写真集、文庫感覚で楽しむフォトブック
- ALBUM:お試し用、予算を抑えたい場合

ミーさん
ジャケットタイプは子どもが触るとすぐに破れそうで心配です。耐久性はどうですか?

シーサ先生
確かにジャケットは破れやすいのがデメリットです。子どもが頻繁に手に取るフォトブックには、オプションの透明ブックカバー(308円〜)を付けるか、別のサービスの一体型ハードカバーを選ぶことをおすすめします。FOLIOタイプはケース付きなので保管時の保護になりますが、やはり日常的な使用には少し気を使います。
フォトバックの編集ツールは使いやすい?
フォトバックのフォトブック作成には、「パソコンでのオンライン編集」と「スマホアプリでの編集」の2つの方法があります。どちらの方法でも、テンプレートに基づいた編集方式を採用しています。
パソコンでのオンライン編集
パソコン版のオンライン編集ツールの特徴は以下の通りです:
- テンプレート方式:自由なレイアウトはできず、あらかじめ用意されたテンプレートから選択して写真を配置
- 写真配置の制限:1ページに配置できる写真は最大4枚まで
- 写真補正機能なし:明るさや色の補正機能がないため、事前に画像編集が必要
- テキスト編集:タイトルやキャプションの追加・編集が可能
- ページの並べ替え:完成したページの順序変更が可能
編集の基本的な流れは以下の通りです:
- STEP
フォトブックタイプを選択
7種類のフォトブックから、サイズや製本タイプを選びます。
- STEP
写真をアップロード
使用したい写真をフォトバックのサーバーにアップロードします。
- STEP
ジャケットの編集
表紙となるジャケットデザインを選択し、タイトルなどを入力します。帯付きタイプの場合は帯の編集も行います。
- STEP
本文の編集
ページごとにテンプレートを選び、写真を配置します。必要に応じてテキストを追加します。
- STEP
プレビュー確認
完成イメージを確認し、問題がなければ注文を確定します。
スマホアプリでの編集
フォトバックのスマホアプリ(iOS/Android対応)は、基本的な機能はパソコン版と同様ですが、スマホならではの特徴もあります:
- 直感的な操作性:タップとスワイプで簡単に写真配置や編集が可能
- 自動配置機能:「月ごと」で写真を一括選択し、自動的にレイアウトする機能あり
- カメラロールからの直接選択:スマホ内の写真を簡単に選択できる
- 外出先でも編集可能:スキマ時間に編集作業を進められる

ミーさん
自由にレイアウトできないのは不便に感じますが、テンプレート方式のメリットはあるんですか?

シーサ先生
確かに自由度は低いですが、その分「失敗しない洗練されたデザイン」という大きなメリットがあります。フォトバックのテンプレートは出版のプロが設計したもので、素人では思いつかないような洗練されたレイアウトになっています。デザインに自信がない方や、短時間できれいに仕上げたい方には、むしろテンプレート方式の方が向いていると思いますよ。
他社の編集ツールとの比較
フォトバックの編集ツールを他社サービスと比較してみました:
機能 | フォトバック | マイブック | しまうまプリント |
---|---|---|---|
レイアウト方式 | テンプレート方式のみ | 自由配置と テンプレート併用 | 自由配置と テンプレート併用 |
1ページの最大写真数 | 4枚まで | 制限なし | 制限なし |
写真編集・補正機能 | なし | 基本的な補正あり | 基本的な補正あり |
自動レイアウト | アプリのみあり | あり(おまかせ機能) | あり |
テンプレートのデザイン性 | 非常に高い | やや高い | 普通 |
操作の直感性 | シンプルで分かりやすい | 機能が多く複雑 | シンプルで分かりやすい |
フォトバックの編集ツールは、自由度は低いものの、シンプルで初心者でも扱いやすく、短時間で洗練されたフォトブックを作成できるという特徴があります。デザインにこだわりたい上級者にはやや物足りないかもしれませんが、「おしゃれなフォトブックを手軽に作りたい」というニーズには最適です。
フォトバックの料金と価格帯
フォトバックの料金は製品タイプ、サイズ、ページ数によって異なります。以下に主な製品の価格帯をまとめました。
製品名 | サイズ | 最小ページ数と価格 | 最大ページ数と価格 |
---|---|---|---|
FOLIO | 186×186mm | 16P:7,260円〜 | 36P:10,780円〜 |
GRAPH | 186×248mm | 48P:6,058円〜 | 120P:10,978円〜 |
LIFE | 148×210mm | 24P:3,394円〜 | 120P:8,778円〜 |
ROUGH | 150×150mm | 16P:1,760円〜 | 36P:3,168円〜 |
90×128mm | 16P:1,100円〜 | 36P:2,200円〜 | |
BUNKO | 108×144mm | 36P:2,839円〜 | 96P:5,258円〜 |
ALBUM | 120×120mm | 36P:1,980円 | 36P:1,980円 |
上記の価格は定価ですが、フォトバックでは定期的にキャンペーンやセールを実施しており、最大40%オフで購入できる機会もあります。特に年末年始や母の日、父の日などの時期に割引が多い傾向があります。
送料とオプション
フォトバックの送料とオプション料金は以下の通りです:
- 送料:
- 宅急便:677円
- ネコポス:290円
- 特急便:+524円
- 8,000円以上の注文で送料無料
- オプション:
- 透明ブックカバー:308円〜396円
- ギフトキット:302円〜388円
- ALBUMホルダー(ALBUMのみ):料金はwebサイトで確認
他社との価格比較
同等クラスのフォトブックを提供している他社と価格を比較してみました:
サービス | 製品タイプ | 最小ページ数と価格 | 特徴 |
---|---|---|---|
フォトバック | FOLIO(合紙製本) | 16P:7,260円 | 高品質な6色印刷、洗練されたデザイン |
マイブック | FLAT(合紙製本) | 20P:5,980円 | 4色印刷、自由なレイアウト |
しまうまプリント | プレミアムハード(合紙製本) | 24P:2,618円 | 低価格、基本的な画質と製本 |
フォトバック | ROUGH(合紙製本) | 16P:1,760円 | 小型サイズながら6色印刷 |
ノハナ | フォトブック(無線綴じ) | 20P:1,480円 | 低価格、シンプルな編集 |
フォトバックは全体的に他社より高めの価格設定ですが、高品質な印刷やデザイン性の高さを考慮すると、「品質重視」のユーザーにとっては妥当な価格と言えるでしょう。一方、コストパフォーマンスを重視する場合は、しまうまプリントやノハナなどの方が適しています。

ミーさん
フォトバックは少し高いですね。でも品質が良ければ検討する価値はありそうです。特別な記念に使うなら良いかもしれません。

シーサ先生
おっしゃる通りです。フォトバックは「毎月作る」というよりは、特別な記念や大切な写真集に向いています。定期的にセールもあるので、40%オフなどの割引時を狙うのもおすすめです。また、低予算でもROUGHやPOCKETなら比較的手頃な価格で6色印刷の高品質フォトブックが作れますよ。
フォトバックの発送と梱包
フォトバックでは、注文から発送までの標準期間は5営業日です。特急便を利用すると最短当日発送も可能です(追加料金あり)。
フォトバックの梱包は「書籍」としての扱いにこだわっており、以下のような特徴があります:
- 個別の透明袋封入:1冊ずつ透明袋に入れて保護
- 専用ダンボールケース:丈夫な専用ケースで梱包
- 出荷前の検品:汚れや傷などがないか1冊ずつ確認
実際に届いたフォトブックを確認したところ、梱包は非常に丁寧で、製品に傷や汚れがつかないよう配慮されていました。プレゼント用途にも安心して利用できる梱包です。
こんな人にフォトバックがおすすめ
フォトバックのサービス特性から、特に以下のようなニーズを持つ方におすすめです:
- デザイン性を重視する人:洗練されたレイアウトとおしゃれな装丁にこだわりたい方
- 印刷品質にこだわる人:6色印刷による高画質な仕上がりを求める方
- 本格的な写真集を作りたい人:市販の写真集のような質感と雰囲気を求める方
- 贈り物用のフォトブックを作る人:プレゼントに相応しい高級感を求める方
- 編集の手間を省きたい人:テンプレートを活用して短時間で作りたい方
- 特別な記念に残したい人:結婚式、子どもの成長記録など大切な思い出用
- コストを重視する人:予算を抑えたい方は他社の方が適している
- 自由なレイアウトにこだわる人:テンプレート以外の配置をしたい方
- 多数の写真を1ページに配置したい人:1ページ4枚の制限がある
- 子どもが頻繁に触るフォトブックを作る人:ジャケットは破れやすい
- 光沢紙を希望する人:すべてマット紙のため、鮮やかさを求める方には不向き
- 写真補正機能を利用したい人:編集ツールに補正機能がない
フォトバックのリアルな口コミと評判
実際にフォトバックを利用した方々の口コミを集めてみました。
良い口コミ・評判
- 「6色印刷の美しさに感動。風景写真の繊細な色調がきれいに表現されていました」(40代・男性)
- 「テンプレートのデザインが洗練されていて、素人でもプロ並みの仕上がりになった」(30代・女性)
- 「FOLIOタイプは厚みがあり高級感が素晴らしい。プレゼントしたら大変喜ばれました」(50代・女性)
- 「文庫タイプの帯付きはまるで本屋さんで売っているような仕上がりで驚いた」(20代・男性)
- 「スマホアプリが使いやすく、短時間で作成できた」(30代・女性)
悪い口コミ・評判
- 「価格が高いのがネック。子どもの成長記録用に定期的に作るには厳しい」(30代・女性)
- 「ジャケットが破れやすいので、子どもが手に取るフォトブックには不向き」(40代・女性)
- 「テンプレート方式しかなく、自由にレイアウトできないのが残念」(30代・男性)
- 「1ページに最大4枚しか写真を配置できないのが制限に感じる」(20代・女性)
- 「マット紙だけなので、鮮やかさが欲しい場合は他社の方が良い」(40代・男性)
フォトバックは「高品質」「デザイン性」に対する評価が高い一方で、「価格」「自由度」「耐久性」の面では評価が分かれる傾向にあります。利用目的に合わせて、これらのメリット・デメリットを考慮して選ぶことが大切です。
フォトバックレビューのまとめ:こんな用途におすすめ
フォトバックの詳細なレビューを通して、その特徴と向き不向きが明らかになりました。最後に、フォトバックがおすすめの具体的な用途をまとめます。
- 強み:洗練されたデザイン、高品質な6色印刷、専門的な製本技術、おしゃれな装丁
- 弱み:やや高価、テンプレート方式の制限、写真配置の制限、ジャケットの耐久性
おすすめの使用シーン
- 特別な記念のフォトブック:結婚式、七五三、入学・卒業などの重要なイベント記録
- プレゼント用フォトブック:親族や友人への贈り物として(特にFOLIOタイプ)
- 本格的な写真集:趣味の写真や旅行写真を本物の写真集として残したい場合
- ポートフォリオ:写真家やデザイナーの作品集(GRAPHタイプ)
- 卒業アルバム:グループや部活動の思い出集(LIFE、BUNKOタイプ)
- シンプルな家族アルバム:日常の思い出を洗練されたデザインで(ROUGH、POCKETタイプ)
最終評価
フォトバックは、「出版社品質の本格的なフォトブック」を求める方に最適なサービスです。価格はやや高めですが、その分の品質とデザイン性を提供しています。日常使いよりも「特別な記念」や「贈り物」に向いているサービスと言えるでしょう。
特に以下の点で優れています:
- 6色印刷による高画質(ALBUMを除く)
- おしゃれで洗練された装丁とデザイン
- めくりやすい合紙製本(FOLIO、ROUGH、POCKETタイプ)
- 市販の書籍のような質感と高級感
一方で、以下の点を許容できるかどうかも検討してください:
- 他社と比較して高めの価格設定
- テンプレート方式による自由度の制限
- 1ページに最大4枚までの写真配置制限
- ジャケット(巻きカバー)の耐久性の問題
- マット紙のみで光沢紙が選べない点
- 最高品質を求める方:FOLIO(フォリオ)
- コスパを重視する方:ROUGH(ラフ)またはPOCKET(ポケット)
- 大判写真にこだわる方:GRAPH(グラフ)
- 文庫本のような雰囲気を楽しみたい方:BUNKO(ブンコ)
フォトバックの各製品で実際に作ってみた経験からすると、用途に合わせて以下のタイプを選ぶとよいでしょう:

ミーさん
フォトバックは特別な記念日用に使ってみたいと思います。でも普段使いには別のサービスも検討した方がいいかもしれませんね。
フォトバックに関するよくある質問
Q
フォトバックのフォトブックは何日で届きますか?
A
標準では注文から5営業日後に発送されます。宅急便の場合は発送から1-2日、ネコポスの場合は1-3日で到着するため、合計6-8日程度で手元に届きます。特急便(+524円)を利用すると、最短で当日発送も可能です。
Q
フォトバックのフォトブックは光沢紙を選ぶことはできますか?
A
いいえ、フォトバックのフォトブックはすべてマット紙(つや消し)のみとなっています。これはデザインポリシーの一環で、上品で落ち着いた質感を重視しているためです。光沢紙をご希望の場合は、マイブックなどの他社サービスをご検討ください。
Q
1ページに配置できる写真の枚数に制限はありますか?
A
はい、フォトバックでは1ページに配置できる写真は最大4枚までに制限されています。これはデザイン性と余白の美しさを重視するフォトバックのポリシーによるものです。多数の写真を配置したい場合は、しまうまプリントなどの制限のないサービスがおすすめです。
Q
フォトバックでは写真の明るさや色を補正できますか?
A
いいえ、フォトバックの編集ツールには写真補正機能がありません。明るさや色調の調整が必要な場合は、事前に画像編集ソフトやスマホのアプリで編集してからアップロードすることをおすすめします。
Q
ジャケットが破れた場合、再購入や修理はできますか?
A
ジャケットのみの再発行サービスは提供されていません。ジャケットが破れる可能性が心配な場合は、オプションの透明ブックカバー(308円〜)を購入するか、最初から保護用のブックカバーを用意しておくことをおすすめします。特に子どもが頻繁に手に取るフォトブックには、保護カバーが必須です。
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