写真教室や写真講座で写真を学ぶとあっという間に良い写真が撮れるので、ぜひカメラ初心者の方こそ受けるべきです。
筆者はこれまで沢山の写真教材、カメラの参考書、プロカメラマン(商業写真家)のDVD講座、写真家のオンラインサロンなどにお金を支払って写真スキルを学んできました。

そんなド素人でも写真教室や写真講座で【写真の基本】を学ぶだけで、ものすごーく写真は上達するもの。
我が子の誕生がきっかけで写真上達を志すようになりましたが、それまでの7年間一眼レフを使っていたけど、ピンぼけや手ブレ写真を沢山撮ってきています。
大事な集合写真や、結納の時もピントが合っていなくて夫婦で苦笑いした覚えがあります(笑)
今日はそんな素人の私でもちょっと工夫するだけで、失敗写真が良い写真になるコツを紹介していきます。
一眼レフを買っても良い写真が撮れない現実
一眼レフは正直言って機能が多すぎます。例えば携帯のカメラしか使ったことがない人が、絞り優先モードやシャッタースピード優先モードなんて使わないですよね。
わざわざ一眼レフの使い方を学ぶヒトってじつは少数派。
最初の内は操作や名称が難しく、オートでいいやーってなる人の圧倒的多数になると思う。
そしてそれ以上に「一眼レフを使えば良い写真がすぐ撮れる」と思っている人が多いんです。
でもそんなことはなくて、一眼レフという機材を揃えても【写真を撮る】方法を学んでいなければ、良い写真って撮れないんですよね。
単焦点レンズとの出会い

そんな私でも写真が上達したいと思うきっかけがありました。
「子供」です。
子供の写真を綺麗に残したい。そう思って私はプロカメラマンの講座を受けて、単焦点レンズのことを知り、早速購入しました。
そうするとレンズを変えたその日から写真が変わったんです。
妻もその違いに驚いていましたが、実は単焦点レンズを使って背景をボカした写真はすぐに飽きちゃったんです。そこで私はさらなる上達を目指して新しいカメラを買おうと考えます。
上達の妨げはカメラマニア


上達を妨げる大きな理由として雑誌や口コミサイトで語るカメラマニアの存在があります。欲しいカメラがダメだしされていたので買う気がなくなり、すっかりやる気をなくしちゃったんです。
カメラの世界って専門用語が多く、それを自慢気に書き込んでいる人たちのことがほとんど理解できません。
写真が上手くなりたいなら、カメラではなく写真について教えてくれる人から学ぶ必要があります。
散々悩んだ挙句…私は自分自身で写真を楽しむ方法を学ぶようにしました。
素人の妻が撮影した写真

以下の写真は妻が撮影したものです。
上の写真はピントが合っていません。iPhone 6 plus で撮影していますが、広角で撮っているため息子の顔も歪んでいます。

X-Pro2/xf35mm f2
この写真はミラーレス一眼で撮影したものです。この2つの写真の違うところはなんでしょうか?
人物写真、子どもの撮り方
- ピントを合わせる
- 子供の目線で撮影する
- 縦構図で全体を写している
- 背景をすっきりさせる(引き算の法則)
- 夕方の柔らかい逆光を使う(光の使い方)
- 望遠端で撮影する(キットレンズの望遠で撮影)
写真の撮り方をちょっとだけ知ってるだけでも写真は変わるってわかりましたね。
風景写真の撮り方

ただ単純に一眼レフで風景を切り取っても、良い写真は撮れません。しかしセオリーさえ掴んでおけばブログやSNSで絶賛される写真が撮れるかもしれません。
上の写真が垣花樋川とわかる人は一人もいないでしょう。この写真の良くない点はテーマがはっきりしていないこと。つまり【主題】が何か分からないんですね。では次の写真を見てみましょう。
コスモスの写真はとても古いデジタル一眼レフとキットレンズで撮影した写真です。
コスモス畑から見える風景を映しています。この写真もぶっちゃけボヤってしてますが、さっきよりは主題がはっきりしているでしょう。コスモス撮ってるなってことは分かります。
上の写真は解像度が落ちてますが果報バンダと言われる沖縄県宮城島の名所です。こうした観光地の写真は主題がはっきりしているので失敗写真にはなりにくいですね。
お花の写真
一眼レフでお花を撮る。人気の被写体ですが、お花のことも撮り方もわからない状態で撮影するとこうなります。
立てば芍薬..も背景ごっちゃごちゃだと台無しですね。上達講座で学び「主題」を選んで撮影するとこうなります。
上はキットレンズで撮影したもの。下は単焦点レンズで撮影したもの。どちらもエントリークラスの一眼レフです。
お花の写真って自分らしさが一番出る被写体ですよね。
テーブルフォト
[char no=4 char=”ミー”]せっかく作った料理を不味そうに写されたら、アルゼンチンバックブリーカーで真っ二つに折りたくなるわ。[/char]
お料理写真は美味しそうに撮らないと、作った人に怒られます。
上の写真は妻が撮った飲食店の写真。下の写真は自宅で行ったワイン会の写真です。
どちらが美味しそうですか?料理写真の撮り方については、こちらの記事で書きました。
関連記事:せっかく作った料理を不味そうに写されたら、アルゼンチンバックブリーカーで真っ二つに折りたくなるわ。
写真を学ぶメリット
カメラではなく、写真について学ぶとどんなカメラでもいい写真が撮れるようになります。
参考書やカメラ雑誌では学べない一眼レフカメラの撮り方は、DVDや動画で学ぶことをオススメします。
まとめ
私たち素人は商業カメラマンのお仕事に触れる機会がほとんどありません。
また、写真教室に通いたくても地方に住んでる私にはチャンスが少ないです。カメラマンの講座を受けるとしても十万単位でお金がかかりますしね。
DVD講座やネット講座ならレンズを一本買うよりも安い値段で写真を学ぶことができるし、何度でもこっそり学ぶことができます。
あなたもぜひ一生ものの写真技術を身につけて、家族に喜ばれる写真を撮ってください。