こんにちはカメラ勉強中の編集部です。今回は明るいレンズについてまとめていきます。

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レンズの特性や性能を表現するのに、「明るいレンズ」とか「暗いレンズ」とか言うことがあります。ここで言う「明るい」とは何を指すのか、そしてどんな要素が明るいレンズを作るものとなっているかを知るのは、レンズを選ぶ上で大切なことですので、覚えておきましょう。

明るいレンズとは?

明るいレンズという表現は、より多くの光を集めて通せるレンズのこと。一般的には「開放f値が1.4〜2.8ぐらいのレンズ」のことを指します。

レンズは明るいほど使えるシーンが多くなり、表現方法を変えたり、自分の思い通りの撮影をすることができますが、f値を小さくしすぎるとピント合わせが難しくなり、出来上がった写真を見るとピントが甘い写真になることもあります。

明るいレンズのメリットは?

明るいレンズは、f値の大きい暗いレンズと比べて、大きな背景ボケを得ることができます。暗い場所でもシャッタースピードを早くすることができるので、手ぶれを抑えた写真を撮ることもできます。以下はキットレンズで撮影した写真。オートで撮影するとこうなります(笑)

シンデレラ

それが明るいレンズを使うとこうなります。

シンデレラレンズ

暗い室内でのテーブルフォトでもここまでブレを抑えることができます。

さらに、明るさが増すほどボケの効果や自然さも強まりますので、より表現力のある写真が撮れることになります。こうしたメリットは一眼レフカメラの魅力をより引き出すものとなりますので、ぜひ上手にレンズを選びたいものです。

明るいズームレンズが高額な理由

明るいレンズを作るために各メーカーはいろいろな工夫をしています。

一般的にズームレンズは単焦点レンズに比べて構造が複雑になります。そのため光のロスが大きくなりますので、暗くなってしまいます。それをメーカーの技術や製品努力によって明るいレンズを作っているので非常に高額になります。

また、レンズに光を取り入れて明るくするには、レンズの質を高めることやレンズの口径を広くする必要もあります。レンズ口径を広くすると重量や大きさの面で持ち運びが難しくなり、価格がぐんと高くなります。代表的なのは大三元ズームレンズと言われるf2.8通しのレンズですね。

望遠レンズで明るいものを選ぼうとすると、一眼レフカメラの中級機が一台買えるくらいのものさえあります。

そのため、レンズを選ぶ際には性能とコストとのバランスをよく考えることがカギ。明るいズームレンズは各メーカーの技術の結晶とも言えるレンズなので、素晴らしい性能であることが多いです。

逆に、単焦点レンズは構造がシンプルでより明るく撮れるという利点を持っています。そのため1万円台で手に入る明るいレンズが沢山あるんです。

F値とは?

よへなあじさい園

f値が小さいと上の写真のようにボカした表現が可能になります。しかしピントが甘くなるデメリットもあります。明るさを図る目安としてF値(絞り値)が使われますが、このF値が小さいほど明るくなり、大きいと暗くなります。

単焦点レンズなら「F2.8」を切ると明るいレンズと言われています。

ズームレンズであれば望遠端でf4を切ると明るいズームレンズと言われます。望遠レンズではズームするほどF値が変わりますので、その範囲がF3.5-5.6などで表されます。同じようなレンズで選択に迷ったら、この数値を見て参考にしてみましょう。F値が低いほど性能が高く、値段も高くなる傾向にあります。

編集長の一言

一眼レフ、ミラーレス一眼ともに明るいレンズはいくつもあります。このブログの読者さんにはコスパに優れた「安くて明るい単焦点レンズ」をおすすめしています。

ただし、ミラーレス一眼のレンズは一眼レフのレンズほど安いものはありません。コスパだけを考えるなら、まだまだ一眼レフの牙城は崩せそうにないですね。