結論から言うと、カメラ買取の「相場」は固定の価格表では決まりません。実際に何台も売って分かったのは、①ボディは新しいほど高く値落ちも速い/②レンズはリセールが安定して高い/③付属品が揃うほど査定が上がるという3つの傾向です。この記事では、自分が実際に売ったときの価格を例に、相場の読み方と少しでも高く売るコツをまとめます。具体的なサービス比較はカメラ買取サイトの比較まとめにあります。
目次
カメラ買取の相場とは
カメラ買取の相場とは、中古市場での需要と供給で決まる「買取価格の目安」です。あくまで目安で、同じ機種でも時期・状態・付属品・サービスによって変わり、為替や新型の発売でも動きます。だから「この機種は必ず◯円」という固定額は存在しません。大事なのは、金額そのものより相場が動く仕組みを知って、売るタイミングと準備を整えることです。
実際に売ったときの価格(記録)
参考として、自分が実際に売却したときの価格を載せます。これは売った時点での金額で、現在の相場ではありません。それでも「機種ごとにどのくらいの差が出るか」の感覚はつかめると思います。
- EOS RP(RF35 MACRO レンズキット)… 126,000円
- EOS Kiss M(EF-M15-45 レンズキット)… 43,000円
- EF-M 32mm F1.4 STM … 30,000円
- EF-M 11-22mm F4-5.6 IS STM … 21,000円
- DJI Osmo Pocket … 19,000円
- EF-M 28mm F3.5 マクロ IS STM … 18,000円
- LUMIX LX9(別サービスにて)… 33,000円
マップカメラの下取り交換を使ったときは、上記のカメラ・レンズ6点で合計が上乗せ込み268,989円になりました。手放してきた機材の総額は60万円を超えます。こうして並べると、後で触れる「ボディとレンズの値落ちの違い」がはっきり見えてきます。
相場を読む3つのポイント
① ボディは新しいほど高く、値落ちも速い
カメラボディは発売からの時間で価格が動きやすい部分です。実際、購入から数ヶ月しか経っていなかったEOS RPは新品価格の6割ほどで売れた一方、発売から1年以上経っていたEOS Kiss Mのレンズキットは7割ほどで売れました。新しいうちは高く売れますが、その分これから値落ちする余地も大きい、という二面性があります。次の機種に乗り換えるなら、値落ちが本格化する前のほうが手取りは大きくなりがちです。
② レンズはリセールが安定して高い
ボディに比べてレンズは価格が落ちにくく、大事に使えば新品価格の7〜8割で売れることも珍しくありません。モデルチェンジの周期が長く、写りが古びにくいためです。「ボディは消耗品、レンズは資産」と言われるのはこのため。買うときも、リセールまで考えるとレンズに予算を寄せたほうが結果的に損をしにくくなります。
③ 付属品が揃うほど査定は上がる
元箱・ストラップ・説明書などの付属品が揃っているほど査定額が上がる、というのは買取のプロも口を揃えて指摘していた点です。数千円単位で変わることもあるので、売る前に付属品を探して揃えておくのは、いちばん手軽で効果のある準備です。動作が正常で付属品が完全なら、減額なしの「ワンプライス買取」で見積もり満額がそのまま通ることも多いです。
相場より高く売るためにやったこと
- 付属品を揃える:元箱・ケーブル・説明書まで探して同梱する。
- 相見積もりを取る:1社で決めず複数で比べる。サービスや時期で差が出ます。
- ワンプライス買取を使う:見積もり額がそのまま通る方式なら、減額のストレスがない。
- 下取り交換を活用する:次の機材を買う前提なら、買取額が上乗せされる仕組みを使うと手取りが増えます。
プロのバイヤーに直接聞いた「高く売るコツ」はカメラ買取 写し屋のレビューに、フィルムカメラや古い機材を売った実体験は一眼カメラ買取の実体験、使わなくなった古いカメラの扱いは古いカメラ買取のまとめに詳しく書いています。
よくある質問
古いカメラや故障品でも値段はつきますか?
つくことがあります。需要のある機種や人気のレンズは古くても値がつき、故障品でも部品取りとして買い取ってもらえる場合があります。ただし買取シミュレーションに出てこない機種は対象外のこともあるので、その場合は別のサービスで相見積もりを取りましょう。
相場はどこで調べればいいですか?
各買取サービスの「買取価格シミュレーション」で機種ごとの目安が確認できます。複数のサービスで同じ機種を調べて見比べると、現在のおおよその相場感がつかめます。フリマアプリの売却済み価格も参考になりますが、手数料・送料・手間を差し引いて比較するのが現実的です。
どこで売るか迷ったら
実際に使ってきたサービスを実績つきで比較したカメラ買取サイトの比較まとめに、それぞれの特徴と向き不向きをまとめています。あわせてどうぞ。
売却で空いた手元を整理したら、残したい写真はネットプリントやフォトブックで形に。ネットプリント比較とフォトブック比較も参考にしてください。
