子どもたちの七五三や入学式、運動会など、大切な瞬間を切り取った写真。年末が近づくと「今年の年賀状はどうしよう」と悩むパパ・ママも多いのではないでしょうか。フォトブック研究家として100冊以上の写真集を作ってきた経験から、毎年多くの子育て世代に選ばれている『しまうまプリント』の年賀状サービスについて徹底解説します。
このページでは、フォトブック倶楽部のサービス比較ガイドでも取り上げている「しまうまプリント」の年賀状サービスについて、印刷仕上げと写真仕上げの品質比較、料金体系の詳細、そして時間に追われる子育て世代がスマートに年賀状を作るコツまで、実際の注文体験に基づいてご紹介します。

シーサー先生
年賀状作りに手間をかけたくない子育て世代にとって、スマホから簡単に注文できるサービスは強い味方です。ただし、仕上げの種類や料金体系にはいくつか注意点がありますので、しっかり解説していきますね。

ミーさん
毎年年賀状どうしようか悩むんですよね。子どもの写真を使いたいけど、自分でプリントするのは手間だし、かといって注文すると高いし…。本当に迷いますよね。
目次
しまうまプリント年賀状の基本情報とサービス概要
しまうまプリントの年賀状サービスは、スマートフォンやパソコンから簡単に注文できる、豊富なテンプレートが魅力のオンライン年賀状サービスです。ネット写真プリントやフォトブックでも人気のしまうまプリントならではの、安定した品質と使いやすさが特徴です。
このサービスの大きな特徴は、3種類の仕上げから選べる点です:
- 印刷仕上げ:最も手頃な価格で、一般的なデザインテンプレートが使用可能
- 写真仕上げ:より高品質な印刷で、写真の発色が美しく、キャラクターデザインも選択可能
- プレミアム仕上げ:最高品質の印刷で、特別なデザインや素材が使用可能
また、例年10月から12月初旬にかけて「早割キャンペーン」が実施され、通常価格より大幅に割引されることも魅力です。早めに準備する方にとってはコスト面でもメリットがあります。
しまうまプリント年賀状の早割キャンペーンとお得な注文時期
しまうまプリントでは、毎年早めに注文すると割引になる早割キャンペーンを実施しています。例年の傾向からすると、10月1日から12月10日頃までが早割対象期間となっており、最大で通常価格の50%近く割引されることもあります。
過去のキャンペーン情報に基づくと、早割時の価格目安は以下の通りでした:
- 印刷仕上げ:通常30円→早割14円(税抜)
- 写真仕上げ:通常70円→早割52円(税抜)
- プレミアム仕上げ:通常150円→早割112円(税抜)
※2025年の正確な価格は公式サイトでご確認ください。最新の情報や特別キャンペーンがある可能性があります。
- 最大50%近い割引で経済的
- 年末の忙しい時期を避けて余裕を持って準備できる
- 人気のテンプレートが売り切れる前に選べる
- 到着までの時間に余裕があるので、万が一の場合も対応可能
注意が必要な料金体系:初回基本料金について
しまうまプリントの年賀状サービスを利用する際に注意したいのが「基本料金」です。年賀状を注文する際には、印刷費用とは別に基本料金が発生します。
- 初回基本料:1,980円(税抜)
- 2回目以降:500円(税抜)
- 再注文:500円(税抜)
※これらの料金は過去の実績に基づくものであり、2025年の正確な料金は公式サイトでご確認ください。

ミーさん
え!基本料金1,980円もするんですか?少ない枚数だけ注文したい場合は高くなっちゃいますね…

シーサー先生
その通りです。少数のみ注文する場合は割高になりますね。しかし注文枚数が多くなるほど1枚あたりの実質コストは下がります。また、年賀状作成の手間と時間を節約できる価値も考慮すると、忙しい子育て世代には検討の余地があります。
この基本料金は、しまうまプリントだけでなく、年賀状サービスを提供している各社でも何らかの形で発生することが多いものです。しまうまプリントの公式回答によると「年賀状サービスを提供するために必要な費用」とされていますが、具体的な内訳は明確にされていません。
実質的には、テンプレート使用料やシステム利用料、運営コストなどが含まれていると考えられます。注意すべきなのは、この基本料金は注文枚数に関わらず定額で発生する点です。
実体験から言えることですが、10枚未満の少数注文の場合、1枚あたりの実質コストはかなり高くなります。例えば4枚のみ注文すると、1枚あたり500円以上になることも。少数だけ注文する場合は、コスト効率を考慮して他の方法も検討する価値があります。
印刷の品質比較:印刷仕上げ vs. 写真仕上げ
しまうまプリントの年賀状サービスでは、仕上げタイプによって印刷品質が異なります。実際に両方を注文した経験から、その違いを詳しく解説します。
印刷仕上げの品質と特徴

印刷仕上げは、しまうまプリントの年賀状サービスの中で最も手頃な価格のオプションです。
- 印刷技術:デジタル印刷機による標準的な印刷
- 画質:標準的な印刷品質で、一般的な年賀状としては十分
- 色味:やや鮮やかさに欠ける場合があり、細部の表現力はやや控えめ
- テンプレート:一般的なデザインテンプレートが利用可能
100冊以上のフォトブックを作成してきた経験から言えば、印刷仕上げの品質は「普通」という表現が最も適切です。特別に高品質というわけではありませんが、年賀状として基本的な用途には十分対応できる品質です。
写真仕上げの品質と特徴

写真仕上げは、印刷仕上げよりも高品質な印刷オプションです。
- 印刷技術:写真プリント技術を応用した高品質印刷
- 画質:より鮮明で細部までくっきりとした表現が可能
- 色味:色彩が豊かで、肌色や風景の色合いが自然に表現される
- テンプレート:キャラクターデザインを含む、より多様なテンプレートが選択可能
写真仕上げでは、子どもの表情や七五三の衣装の色合いなど、細部までこだわりたい写真で特にその差が際立ちます。自宅プリンターでよく見られる色ムラや滲みなどもなく、写真を主役にした年賀状には特におすすめです。

シーサー先生
プロフォトグラファーではない一般の方でも、最近のスマートフォンで撮影した写真は十分キレイです。せっかくの写真の魅力を最大限に引き出すなら、予算に余裕がある場合は写真仕上げをおすすめします。特に子どもの写真や特別な記念写真を使う場合は差が実感できますよ。
印刷仕上げと写真仕上げの比較表
比較項目 | 印刷仕上げ | 写真仕上げ |
---|---|---|
料金(早割時) | 約14円/枚 | 約52円/枚 |
写真の発色 | 普通 | 良好 |
細部の表現力 | 標準的 | 高い |
キャラクターデザイン対応 | 限定的 | フルラインナップ |
特におすすめの用途 | シンプルなデザイン テキスト中心の年賀状 大量注文時 | 子どもの写真を活かす 写真を大きく使いたい 高品質重視の場合 |
子育て世代の味方:時間効率から見たしまうまプリントの価値
年賀状作成にかかる手間と時間は、特に忙しい子育て世代にとって大きな負担です。しまうまプリントのサービスを利用することで、大幅な時間短縮が可能になります。
従来の年賀状作成 vs. しまうまプリント
従来の方法で年賀状を自作する場合と、しまうまプリントを利用する場合の作業工程を比較してみましょう。
従来の自宅での年賀状作成手順:
- STEP
年賀はがきを郵便局で購入
郵便局に出向いて年賀はがきを必要枚数分購入する
- STEP
写真の選択と編集
スマホやカメラの写真をパソコンに取り込み、年賀状用に編集する
- STEP
年賀状ソフトの準備
年賀状作成ソフトをダウンロードまたはインストールする
- STEP
デザイン作成
テンプレート選択、写真配置、文字入力などデザイン作業を行う
- STEP
印刷準備
プリンターのインク確認、テスト印刷、設定調整など
- STEP
年賀状印刷
必要枚数分を1枚ずつ印刷(紙詰まり等のトラブル対応も)
- STEP
宛名印刷/手書き
宛名を印刷または手書きで記入する
しまうまプリントでの年賀状作成手順:
- STEP
写真の選択
スマホの写真から年賀状に使用したい画像を選ぶ
- STEP
テンプレート選択
しまうまプリントのサイトやアプリでテンプレートを選択
- STEP
文字入力とデザイン調整
挨拶文やメッセージを入力し、必要に応じてデザイン調整
- STEP
注文手続き
枚数、仕上げタイプを選択し、決済手続きを完了
- STEP
完成品が届くのを待つ
自宅に完成した年賀状が届く(宛名記入は別途必要)
この比較からわかるように、しまうまプリントを利用することで、特に準備や印刷作業に関わる手間を大幅に削減できます。自宅でプリンター、インク、ソフトウェアなどを用意する必要がなく、印刷トラブルの心配もありません。

ミーさん
確かに手間は大幅に減りますね!特に自宅のプリンターでインク切れや紙詰まりとかあると本当にイライラするので、それがないだけでも価値がありそう。

シーサー先生
そうですね。時間効率を考えると、特に子育て中の忙しい方にとっては「時間」という無形の価値も考慮する必要があります。基本料金を含めたコストと、節約できる時間のバランスで判断するといいでしょう。
しまうまプリントのアプリ体験:スマホだけで簡単注文
しまうまプリントでは、スマートフォンアプリを使って年賀状を注文することができます。アプリを使った注文は、特に子育て世代にとって大きなメリットがあります。
- 隙間時間の活用:子どもの寝かしつけ後や通勤中など、ちょっとした時間に作業可能
- スマホ写真の直接活用:パソコンへの転送不要で、スマホに保存されている写真をそのまま使用可能
- シンプルな操作性:直感的なインターフェースで、PCが不得意な方でも簡単に操作できる
- 作業の中断と再開:一度保存すれば、後で続きから作業できる柔軟性
フォトブックや年賀状を100冊以上作ってきた経験から、アプリで注文する際の便利なテクニックをお伝えします:
- 事前に使用したい写真を「お気に入り」に登録しておくと選びやすい
- 写真のサイズが大きいテンプレートを選ぶと、写真の魅力が引き立つ
- 途中保存をこまめに行い、データ消失を防ぐ
- 複数デザインを作成する場合は、最初の1つを完成させてから次に進む
アプリでの注文は基本的に簡単ですが、パソコン版と比べると一部機能が制限される場合もあります。特に複雑なデザインカスタマイズや大量の写真を扱う場合は、パソコン版の方が作業効率が良い場合もあります。
コスパから見るしまうまプリント年賀状:実際の料金計算
しまうまプリントの年賀状サービスのコストパフォーマンスを正確に理解するためには、単純な1枚あたりの印刷料金だけでなく、基本料金を含めた総額で考える必要があります。
実際の請求額例:4枚注文の場合
実際の注文例に基づいた金額内訳を見てみましょう(過去の注文をベースとした参考値):
- 印刷仕上げ(税抜):52円
- 年賀はがき(非課税):208円
- 基本料金(税抜):1,980円
- 送料(税抜):0円
- 決済手数料(税抜):0円
- 消費税:162円
- ポイント利用:-6円
- 合計金額(税込):2,396円
この例では4枚の注文で合計2,396円となり、単純計算すると1枚あたり約599円という金額になります。郵便局で購入する通常の年賀はがきが1枚約52円であることを考えると、この金額は決して安くはありません。
注文枚数によるコスパの変化
基本料金は注文枚数に関わらず一定額のため、注文枚数が増えるほど1枚あたりの実質コストは下がります。以下に注文枚数別の1枚あたりのコスト(概算)を示します:
注文枚数 | 総額(概算・税込) | 1枚あたりのコスト |
---|---|---|
4枚 | 約2,400円 | 約600円/枚 |
10枚 | 約2,800円 | 約280円/枚 |
30枚 | 約4,000円 | 約133円/枚 |
50枚 | 約5,300円 | 約106円/枚 |
100枚 | 約8,500円 | 約85円/枚 |
※この表は印刷仕上げ、早割価格をベースとした概算値です。正確な金額は公式サイトでご確認ください。

シーサー先生
表からわかるように、注文枚数が30枚を超えると、1枚あたりのコストが大幅に下がります。少数の注文では割高になりますが、大量注文ほどコスパは向上します。特に50枚以上の注文では、時間も手間も考慮すると合理的な選択肢となります。
コスト以外の価値を考慮する
しまうまプリントの年賀状サービスを評価する際は、金銭的コスト以外にも以下の価値を考慮すると良いでしょう:
- 時間的価値:自作と比較して大幅に節約できる時間
- 心理的負担軽減:プリンタートラブルや材料調達の心配がない安心感
- 品質の安定性:プロの印刷設備による安定した品質
- デザインの豊富さ:多様なテンプレートから選べる自由度
特に忙しい子育て世代にとっては、単純な金銭的コストだけでなく、これらの「無形の価値」も重要な判断基準となるでしょう。
しまうまプリントの年賀状サービスには、年賀状の宛名印刷は含まれていない点に注意が必要です。宛名は別途自分で記入するか、宛名印刷サービスを利用する必要があります。
よくある質問(シーサー先生のQ&A)
Q
しまうまプリントの年賀状と郵便局の年賀はがきは何が違うのですか?
A
しまうまプリントの年賀状サービスは、郵便局が販売する年賀はがきに写真やデザインを印刷するサービスです。つまり、しまうまプリントでは年賀はがき自体も購入することになり、それに印刷料金と基本料金が加わります。郵便局の年賀はがきを自分で購入して、自宅プリンターで印刷する場合と比較すると、手間は大幅に省けますが、特に少数注文の場合はコストは高くなります。
Q
基本料金はなぜかかるのですか?
A
しまうまプリントの公式回答では「年賀状サービスをご提供するために必要な費用」とされています。テンプレート使用料、システム維持費、サービス運営費などが含まれていると推測されます。複数の年賀状サービスで何らかの基本料金が設定されていますが、しまうまプリントではこれを明示的に表示している点は評価できます。2回目以降は基本料金が下がる仕組みも、リピーター向けの配慮と言えるでしょう。
Q
何枚から注文するとコスパが良くなりますか?
A
単純なコスト計算だと、30枚以上で1枚あたり150円程度となり、時間や手間を考慮するとコスパが良くなり始めます。50枚以上になると1枚あたり100円程度となり、さらにコスパは向上します。10枚未満の注文では、1枚あたり200円以上となることが多く、特に5枚以下の場合はコスト効率が悪くなります。
Q
子どもの写真を年賀状にする場合、どの仕上げを選ぶべきですか?
A
子どもの写真を美しく表現したいなら、予算に余裕がある場合は「写真仕上げ」をおすすめします。特に七五三や入学式など特別な衣装やシーンの写真は、色の再現性が高い写真仕上げで印刷すると魅力が引き立ちます。大量注文でコスト重視の場合や、写真が小さめのデザインを選ぶ場合は「印刷仕上げ」でも十分かもしれません。最終的には予算とデザイン、写真の重要度のバランスで選ぶといいでしょう。
Q
注文から何日で届きますか?
A
しまうまプリントの年賀状サービスは、通常注文から発送まで数日〜1週間程度かかります。その後、選択した配送方法によって到着までの日数が変わります。早めに注文することをおすすめします。特に12月に入ると注文が集中し、通常より時間がかかる場合があります。年末の繁忙期には注文から到着まで2週間以上かかることもあるため、余裕を持った計画が必要です。
まとめ:子育て世代に最適な年賀状サービスとは
しまうまプリントの年賀状サービスは、そのメリットとデメリットを理解した上で活用すれば、子育て世代にとって便利なツールとなります。
- スマホから簡単に注文できる手軽さ
- 豊富なテンプレートで簡単におしゃれな年賀状が作れる
- 写真仕上げは特に子どもの写真が美しく表現される
- 大量注文の場合はコストパフォーマンスが向上
- 自宅でのインク、紙、ソフトウェアの準備が不要
- 時間の節約で忙しい子育て世代の負担軽減
- 少数注文の場合は1枚あたりのコストが高い
- 基本料金が初回1,980円(税抜)かかる
- 宛名印刷は別途対応が必要
- 印刷仕上げは写真仕上げと比較すると画質で劣ることも
- 年末の繁忙期は注文から到着まで時間がかかる場合がある
フォトブック研究家として100冊以上の写真集を作成してきた経験から言えることは、年賀状作成サービスの選択は「枚数」「予算」「必要な画質」「作成にかけられる時間」のバランスで決めるべきだということです。
しまうまプリントの年賀状は、特に30枚以上のまとまった枚数を注文する場合や、時間的な余裕がなく手軽に済ませたい場合に最も価値を発揮します。一方で、少数の注文では基本料金の影響で割高になるため、5枚未満の少数注文の場合は、自分で印刷するか、または他のネットプリントサービスも比較検討する価値があるでしょう。
子どもの写真を活かした年賀状を作りたいなら、少々コストがかかっても「写真仕上げ」を選ぶことをおすすめします。特に七五三や入学式など、特別な行事の写真を使う場合は、その価値があります。

シーサー先生
年末は何かと忙しい時期です。特に子育て中のパパ・ママにとって、限られた時間の中で年賀状作成にかける労力は最小限に抑えたいものです。しまうまプリントは「時間」という目に見えない資源を節約できる点で、多くの子育て世代に選ばれています。早めの注文と適切な仕上げ選択で、ストレスなく素敵な年賀状を完成させましょう。
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年賀状だけでなく、子どもの成長記録や家族の思い出をより本格的に残したいなら、フォトブックの作成もおすすめです。しまうまプリントはフォトブックサービスも提供しており、年賀状と同様に手軽に注文できます。
フォトブック倶楽部では、さまざまなフォトブックサービスを実際に使用した経験に基づくレビューや比較情報を提供しています。以下の記事もぜひ参考にしてください:
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