2016年11月から約1ヶ月お借りしたRX100 M5。一眼カメラに負けないAF速度、追従性の高いAF、4K動画やスローモーション動画をポケットに入る大きさのカメラで撮影できちゃうという恐ろしいコンデジでした。

価格が10万円を超えることから、素人さんや初心者さんには手を出しにくい高級コンデジとなってしまいましたが、その価値は十分にあるよと記事にもしました。

細かいスペックや高性能な部分などにフォーカスしればいくらでもメリットを挙げることができますが、ここでは RX100 M5 の後継機(RX100M6?RX200?)について筆者の考えをまとめていきます。

このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」 が無償で貸与しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)レビュー商品無償貸し出しサービス 「モノフェローズ」に関する詳細はこちら
(WillVii株式会社みんぽす運営事務局)

1ヶ月試用して分かった RX100 M5 の伸び代

初代RX100を壊れるまで愛用してきた筆者は、シリーズの進化を常に見張ってきました。そのためRX100からRX100M4までは、買い換えることもなくコスパに優れた初代RX100こそが最高だとブログでも口頭でも言ってきました。

しかし RX100 M5 は、カメラの基本性能が大きくアップデート。それまでのM4までとは明らかに「違うカメラ」になっちゃいました。それが「一眼カメラと同等のオートフォーカスをコンデジに採用した」こと。

rx100m5

筆者にとってこれは衝撃でした。

なぜならデジカメは、一眼カメラとコンデジの間には明確な性能差があります。あえてメーカー側が作り出してるとしか思えない。それがAFの差です。

初代RX100は「所詮コンデジ」というタブーや先入観をぶち壊して「高級コンデジ」という市場を創り出しました。そこからCanon G7X、Panasonic LX100、Nikon DLなどレンズ一体型の高級コンデジが続々登場したんです。

ヒガ「改めて思い出してみるとRX100登場以前と登場後のデジカメの世界は大きく変わったよね。やっぱりあの衝撃は忘れられない」

そして超高速AFの RX100 M5 が2016年に登場しました。

ヒガ「えっやればできるんだ!マジっすか?というのが感想でした」

でも本当なら Nikon DL が最高速の高級コンデジを登場させるはずだったんですよwでもまっ時すでに遅し。またRX100シリーズがコンデジの概念を打ち破ってくれたんです。

私の中でRX100シリーズは「初代RX100がコンデジに新しい市場を作り出し、RX100M5がコンデジのタブーを破った」という印象を持っています。

とは言いつつも、まだ完成されたとは言えずもっと伸び代はあると感じました。その点をまとめていきます。

RX100M6?RX200?はエライことになるぞ

RX100M5後継機が登場するかどうかはまだ分かりません。噂レベルですが、APS-Cサイズセンサーを搭載したコンデジの開発もしているそうですね。そんな中、今後もRX100シリーズが開発されてるかどうかは置いといて、まだこのシリーズには進化の余地があります。

rx100m5

  • 起動速度の高速化
  • バッテリーの改善
  • タッチパネルの搭載
  • スマホとの親和性
  • EVFを省略した低価格帯の廉価版

筆者はたった1ヶ月試用しただけですが、以上のような伸び代を感じました。逆を言えば RX100 M5 に感じた不満点でもあります。

お世辞にも起動速度は速いと言えないし、バッテリーの減りが速い、タッチパネルは搭載していないし、スマホとの常時接続はできない(デジカメ全般)、そしてコンデジで使う必要がないEVF(主観)など・・・。

ソニーさんにとっては手厳しい指摘になっちゃうかもしれませんが、筆者の正直な意見でもあります。RX100シリーズも5代目となり、どんどん高機能になりすぎちゃって、シンプルな写真体験を楽しめなくなっています。

カメラ好きの筆者でも1ヶ月では全然使いこなせませんでした。

スペゾン「ソコはお前の腕の問題だろぉぉぉ。スペックのせいにすんなぁぁぁ」

ヒガ「それはごもっともです。サーセン」

ミーさん「やっぱりこのサイズは子連れには嬉しいよね。スマイルシャッターってどうやるの?」

ヒガ「あっえーっと、たしかこのボタンを押して、これをこうして・・・コレだよ。こういう体験がめんどくさい。タッチパネルにして」

つくも神「いつかはボイスコントロールができるようになるといいわね」

・・・はい茶番でした。私が後継機に期待したいのはシンプルな基本性能です。

起動速度の高速化、バッテリー容量の改善、タッチパネル操作、スマホと常時接続、EVF省略。写真と動画を初心者でもオートでキレイに撮れる。

RX100 M5 後継機にはそういうデジカメを期待しています。イチユーザーとして。

RX100 M5 イルミネーションでの作例

東南植物楽園のイルミネーションをフルオートで撮影してきた作例を紹介します。※設定フルオート、補正なし(Jpeg撮って出し)、Jpegmini圧縮。

rx100m5

rx100m5

rx100m5

rx100m5東南植物楽園

rx100m5東南植物楽園

rx100m5東南植物楽園

つくも神「暗い場所での撮影もオートなの?」

ヒガ「ちょっと画像処理性能高すぎてヒクぐらい鮮明にイルミネーションを写してますね。普通ノイズ出るんだけど。ほぼ出ない。Jpeg補正能力高すぎ」

ミーさん「シャッターボタン押すだけだから私でも撮れるねー。ブレないし、ピンと合うの速い〜」

rx100m5東南植物楽園

rx100m5東南植物楽園

rx100m5東南植物楽園

rx100m5東南植物楽園

rx100m5東南植物楽園

rx100m5東南植物楽園

rx100m5東南植物楽園

rx100m5東南植物楽園

動画性能が半端なさすぎて怖い

初代RX100も実は動画がすごかった。そして5代目のRX100M5はもっともっとすごかったです。手ぶれ補正は強力だし、暗くてもノイズが全然気にならない。1080/60pですが手持ちでサっと撮れてコレか。

「少しは迷えよ」って思うくらいオートフォーカスがすごすぎて涙しました。なにコレ、もうコンデジとかそういう次元じゃない。※動画に関してはセンサーサイズは小さいほうがメリットは多いですねやっぱり。

スーパースローモーションが楽しすぎるという作例

RX100 M5 は4K動画もすごいですけど、筆者的にはスーパースローモーション動画が楽しくて仕方ない。子どもたちの最高の遊び道具になります。

高速AFと追従性の高いAFも素晴らしいですね。

フルオートでブログ用写真は十分

rx100m5

美味しそうですな。寄るのも余裕。

rx100m5

湯気を撮影するときは光とシャッター速度を色々考えないといけないんですが、RX100M5はフルオートでパシャ。これ楽チン過ぎない?

ヒガシーサーのまとめ

RX100シリーズはやっぱり面白い。

画質に関してはサプライズがないというか、それほど多くの方が作例をブログやSNSで拡散しているので新鮮味はもはや1インチシリーズには感じない。それでも他社さんのコンデジと比べて一歩も二歩も進んでいると感じさせるのは流石としか言えません。

rx100m5

筆者のまとめとしては、RX100 M5 は間違いなく価格以上の価値があるってこと。提灯でも称賛でもなく、コンデジに一眼クラスのAFが載るってことのインパクトはそれほど大きい。

しかしRX100シリーズも5代目となり、機能がてんこ盛りになってしまって、使いこなすには時間がかかってしまう。筆者の個人的な意見で申し訳ないですが(ただのわがまま)、初代RX100のスペックで「高速AFを積んでEVFを省略した廉価版RX100」と「起動速度めちゃ速い後継機」を期待しています。

終始筆者の主観でまとめちゃいましたが、RX100 M5の試用レビューは以上です。今回 RX100 M5 を貸出して頂いたソニーさん並びにみんぽすモノフェローズさん、ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

こちらの記事もオススメ