【2026年版】子育て世代の一眼カメラ選び方|家族写真を美しく残すおすすめ5選

14 min
Canon EOS RPとCanon EOS R5の比較写真。

子どもを撮りたくてカメラを買ったのは、2014年のことでした。以来10年以上、ディズニーや沖縄の海、運動会、日常のふとした笑顔——子育ての節目ごとにカメラを持ち続けてきました。

この記事は、そういう「子どもを撮るためにカメラを持ってきた」父親視点の選び方ガイドです。スペックより「実際に持ち歩けるか」「子どもの瞬間をちゃんと捉えられるか」を優先して書いています。

現在のメインはソニー α6700です。フルサイズも使ってきましたが、子連れ撮影の実際の負荷を考えるとAPS-C機のほうが合っていると感じています。その話は後半に書きます。

目次

一眼カメラの種類:初心者が知っておくべき基礎知識

カメラを選ぶ前に、まずは「一眼レフカメラ」と「ミラーレス一眼カメラ」の違いを理解しておきましょう。どちらも素晴らしい写真が撮れますが、特性が異なるため、自分のライフスタイルに合った方を選ぶことが大切です。

2026年現在では、カメラ市場の主流はミラーレス一眼カメラにシフトしています。多くのメーカーが一眼レフの新製品開発を終了または縮小し、ミラーレスの開発に注力しています。とはいえ、一眼レフカメラにも独自の魅力がありますので、両方の特徴を理解した上で選ぶと良いでしょう。

一眼レフカメラの特徴

  • 光学ファインダーで被写体をそのまま見られる(電子機器を通さない自然な視野)
  • バッテリー持ちが良い(長時間の撮影に向いている)
  • 豊富なレンズラインナップ(長年の蓄積がある)
  • 厳しい撮影環境でも安定した性能(高温・低温下など)
  • グリップが大きく、ホールド感がある(大きめのレンズでも安定して持てる)

ミラーレス一眼カメラの特徴

  • 小型・軽量で持ち運びやすい(家族旅行や日常使いに便利)
  • 電子ビューファインダーで撮影結果をプレビューできる(明るさや色味を撮影前に確認可能)
  • 静音撮影が可能(子供の寝顔撮影や静かな場所での撮影に最適)
  • 動画撮影性能に優れた機種が多い(家族の思い出を動画でも残せる)
  • 最新のAIテクノロジーによる高性能オートフォーカス(子どもの動きを追従しやすい)

子育て10年の経験から、ミラーレスをすすめる理由は単純です。軽くて、速くて、子どもの目を外さない——この3点に尽きます。

  • 軽量で持ち運びやすく、子連れでの外出にも負担が少ない
  • 撮影結果がすぐに確認できるため、設定の調整が直感的に学べる
  • 最新モデルは子どもや人物の顔・瞳を自動検出する高性能AFを搭載
  • 動画撮影も簡単にできるため、写真と動画の両方で成長記録を残せる
EOS RP
子育てシーンでの撮影例(α6700使用)

家族写真に最適なカメラの選び方:6つのポイント

特に子育て中のご家族がカメラを選ぶ際は、以下の6つのポイントを重視するとよいでしょう。

1. オートフォーカス性能

子どもは動き回るので、素早く正確にピントを合わせる性能が重要です。特に「瞳AF」(目にピントを合わせる機能)や「顔認識AF」が搭載されているモデルなら、子どもの表情を逃さず撮影できます。2026年の最新モデルでは、AIによる被写体認識が進化し、動きの速い子どもでも高精度に追従するカメラが増えています。

2. 操作性のわかりやすさ

初心者にとって、複雑な設定は大きな障壁です。直感的に操作できるインターフェースや、スマートフォンとの連携機能が充実したモデルがおすすめです。特に「オートモード」や「シーンモード」が充実していれば、カメラの知識がなくても状況に応じた最適な設定で撮影できます。多くの最新モデルではタッチパネル操作にも対応しており、スマホに慣れた方でも直感的に操作できます。

3. 手ブレ補正の有無

子育て中は片手で撮影する場面も多く、手ブレ補正機能があると失敗写真が大幅に減ります。特にボディ内手ブレ補正(IBIS)を搭載したモデルであれば、どのレンズを使用しても手ブレに強い撮影が可能です。最新の高性能なミラーレスカメラでは、ボディとレンズの両方の手ブレ補正を連動させる「協調式手ブレ補正」を搭載したモデルもあり、より効果的に手ブレを抑えられます。

4. 軽量・コンパクトさ

家族でのお出かけや旅行に頻繁に持ち出すなら、重さとサイズは重要な要素です。特に子連れでの移動が多い場合、軽量なミラーレス一眼カメラが扱いやすいでしょう。ただし、あまりに小さすぎるとグリップが不安定になるため、実際に持ってみての確認をおすすめします。また、カメラ本体だけでなく、標準的なズームレンズを含めた総重量も考慮すると良いでしょう。

5. 防塵・防滴性能

子どもと海や公園で遊ぶ際に、砂や水しぶきを気にせず撮影できる防塵・防滴性能も重要です。ただし、完全防水ではないため、大雨や水中での使用は避けましょう。本格的な水中撮影には専用の防水カメラやハウジングが必要です。特に小さなお子さんがいるご家庭では、ちょっとした水遊びや雨の日の撮影も想定して、ある程度の耐候性を備えたモデルを選ぶと安心です。

6. バッテリー持続時間

長時間のお出かけでもバッテリー切れを心配せず撮影できるよう、バッテリー持ちの良いモデルを選びましょう。一般的に一眼レフはミラーレスよりもバッテリー持続時間が長いですが、ミラーレスでも予備バッテリーを持参することでこの問題は解決できます。最近のミラーレスカメラではバッテリーマネジメントの改善や省電力モードの搭載により、従来モデルよりもバッテリー持ちが向上しています。また、USB充電に対応したモデルであれば、モバイルバッテリーからの給電も可能なため、長時間の外出時にも安心です。

予算別おすすめカメラガイド:初心者向け2026年最新版

カメラ選びで最も重要な要素の一つが予算です。一眼カメラは価格帯によって性能や特徴が大きく異なります。ここでは予算別に最適なモデルをご紹介します。

個人的な意見を先に言うと、子育て世代には10〜15万円のミドルクラスが最も費用対効果が高いと感じています。エントリー機は安いぶんAFの追従精度が落ちるケースがあり、子どもの動きに追いつかないことがあります。逆にフルサイズは重さと価格が家族用途にはオーバースペックになりがちです。

エントリークラス(5〜8万円):カメラデビューにぴったり

カメラ初心者の方は、まずはこの価格帯からスタートするのがおすすめです。基本的な撮影機能は十分に備わっており、家族の日常や子どもの成長記録に最適です。

  • キヤノン EOS R100:初心者に優しい操作性と充実したオートモード。子ども撮影に適した基本性能と軽量設計。約5万円(ボディ)、7万円(標準ズームレンズキット)。
  • ニコン Z30:コンパクトボディにAPS-Cセンサー搭載のミラーレス。子ども撮影にも強い追従性のAF。自撮りにも便利な可動式液晶モニター。約6万円(ボディ)、8万円(レンズキット)。
  • ソニー α6400:高速・高精度AFと瞳AFで子どもの表情をしっかり捉える。コンパクトで持ち運びやすい。約7万円(ボディ)、9万円(レンズキット)。
  • 富士フイルム X-T30 III:クラシカルなデザインと直感的な操作性。色再現に定評あり、肌色が自然に表現される。約8万円(ボディ)、10万円(レンズキット)。

【ミドルクラス】写真表現の幅が広がる中級機(10万円前後)

「EF-M 32mm F1.4 STM」
EOS Kiss M シリーズ

次に、もう少し予算に余裕がある方向けのミドルクラスのカメラをご紹介します。この価格帯になると、より優れた性能と機能を備え、撮影表現の幅が大きく広がります。

  • キヤノン EOS R10:動体追従性能に優れた高性能AF。運動会や発表会での連写撮影に最適。ボディ内手ブレ補正機能搭載。約9万円(ボディ)、12万円(レンズキット)。
  • ニコン Z50:小型ながら操作性と握りやすさを両立。防塵・防滴性能あり。暗い室内でも美しい写真が撮れる高感度性能。約8万円(ボディ)、11万円(ダブルズームキット)。
  • ソニー α6700【筆者のメイン機】:最新AIテクノロジーを搭載した動体追従AF。ボディ内手ブレ補正搭載。優れた動画性能も兼ね備え、子どもの成長を静止画と動画両方で残せる。約13万円(ボディ)、15万円(レンズキット)。フルサイズから乗り換えて使い続けている機種です。動物瞳AF・IBIS・軽さのバランスが、ディズニーや旅行での子連れ撮影に最もフィットしていました。詳しくはα6700レビュー記事をどうぞ。
  • 富士フイルム X-S20:優れた色再現性と使いやすさを両立。ボディ内手ブレ補正搭載で手持ち撮影に強い。自動モードでも高画質な写真が撮れる。約12万円(ボディ)、14万円(レンズキット)。
  • OM SYSTEM OM-5:小型軽量ながら高い防塵・防滴・耐低温性能。業界トップクラスの手ブレ補正性能で、暗所や望遠撮影でも手ブレを抑制。約13万円(ボディ)、15万円(レンズキット)。

【ハイエンドクラス】プロ並みの撮影を可能にする上級機(20万円以上)

EOS RP
フルサイズミラーレス

最後に、より本格的な撮影を楽しみたい方向けのハイエンドモデルをご紹介します。この価格帯では、プロ用カメラに迫る性能と信頼性を備えた機種が揃っています。長期的に使い続けることを考えると、初期投資は大きくなりますが、その価値は十分にあるでしょう。

  • キヤノン EOS R6 Mark II:フルサイズセンサー搭載で暗所に強い。最大12fps(メカシャッター)の高速連写と優れたAF性能で、子どもの動きも逃さない。防塵・防滴性能とボディ内手ブレ補正を搭載。約27万円(ボディ)、32万円(レンズキット)。
  • ニコン Z6 III:プロ仕様の堅牢性と操作性。静かな場所での撮影に適した静音性。高感度性能に優れ、屋内や夕暮れ時の撮影でも美しい写真に。約26万円(ボディ)、31万円(レンズキット)。
  • ソニー α7 IV:3300万画素の高解像センサーで細部まで鮮明に捉える。AIベースの被写体認識AFで、子どもの動きを正確に追従。高度な動画機能も搭載。約28万円(ボディ)、33万円(レンズキット)。
  • 富士フイルム X-H2:4000万画素の高解像APS-Cセンサー搭載。優れた色再現性と解像感で、お子さんの表情の微妙な変化まで記録。ボディ内手ブレ補正と防塵・防滴設計。約25万円(ボディ)、29万円(レンズキット)。

子どもや家族写真に最適なレンズ選び

レンズ

カメラボディと同じくらい重要なのがレンズ選びです。レンズによって撮影できる画角(広さ)や明るさ(F値)が変わり、写真の印象が大きく変化します。子どもや家族の撮影に適したレンズを見ていきましょう。

標準ズームレンズ:まずはこれ一本から

カメラを購入する際に多くの場合セットになっている「標準ズームレンズ」は、広角から望遠までをカバーする万能タイプです。日常のさまざまな場面で活躍するため、最初の1本としておすすめです。

  • 焦点距離:一般的に18-55mm(APS-C)または24-70mm(フルサイズ)程度
  • 用途:室内での家族写真、子どもの全身〜顔のアップまで、風景を含めた家族旅行写真
  • 特徴:1本で幅広い焦点距離をカバーできる汎用性の高さ
  • メリット:レンズ交換の手間がなく、旅行や外出先での撮影に便利

単焦点レンズ:子どもの表情を美しく撮る

背景をぼかして子どもの表情を引き立てたい場合は、「単焦点レンズ」がおすすめです。ズーム機能はありませんが、明るい(F値が小さい)レンズが多く、室内や薄暗い場所でも美しい写真が撮れます。

  • おすすめ焦点距離:35mm(広め)、50mm(標準)、85mm(望遠)
  • 用途:子どものポートレート、室内での自然な表情の撮影、記念写真
  • 特徴:背景をぼかす「ボケ」が美しく、被写体を引き立てる
  • メリット:暗い室内でも手ブレしにくく、自然な色や質感を表現できる
ef50mmf1.8stm
単焦点レンズで写した写真

望遠ズームレンズ:運動会や発表会に必須

運動会や発表会など、被写体から離れた場所からの撮影には「望遠ズームレンズ」が活躍します。子どもの表情までしっかり捉えることができます。

  • 焦点距離:55-200mm、70-300mm程度(APS-C)
  • 用途:運動会、発表会、動物園、スポーツ撮影
  • 特徴:遠くの被写体を大きく写せる
  • 注意点:手ブレしやすいため、手ブレ補正機能付きのレンズがおすすめ

子どもの撮影に役立つカメラの基本設定

カメラの基本的な設定を理解しておくと、より思い通りの写真が撮れるようになります。ここでは、特に子どもの撮影で役立つ設定について解説します。

撮影モードの選び方

カメラには様々な撮影モードがありますが、初心者の方は以下のモードから始めるのがおすすめです:

  • オート(AUTO):カメラが全ての設定を自動で行うモード。初めてカメラを使う方に最適
  • ポートレート(人物):背景をぼかして人物を引き立てる設定。子どものポートレート撮影に
  • スポーツ(動体):動きの速い被写体を撮影するためのモード。シャッタースピードが速くなり、運動会などに最適
  • プログラムオート(P):基本は自動だが、露出補正などの調整ができるモード
  • 絞り優先(A/Av):背景のボケ具合を自分で調整したい場合に使用。数値(F値)が小さいほど背景がぼける
  • シャッター速度優先(S/Tv):動きの表現を調整したい場合に使用。速いシャッタースピードで動きを止め、遅いスピードで動きを表現

シャッタースピード:動きをどう表現するか

シャッタースピードは、動きをどう写真に記録するかを決める重要な要素です。子どもの撮影では特に重要な設定です。

  • 速いシャッタースピード(1/250秒以上):動きを「止める」ことができる。走っている子どもや跳ねる水しぶきなどをくっきり写せる
  • 中間のシャッタースピード(1/60〜1/125秒):通常の動きには適しているが、激しい動きは少しブレる場合がある
  • 遅いシャッタースピード(1/30秒未満):被写体の動きが「流れる」表現になる。意図的な表現以外では手ブレに注意

子どもの撮影では、特に動きが速いため、基本的には1/125秒以上の速いシャッタースピードを心がけると良いでしょう。運動会などではさらに速い1/500秒以上が理想的です。

絞り(F値):ボケの調整

絞り(F値)は、写真の「ボケ」の量を調整する設定です。子どもの表情を引き立てたい場合に活用できます。

  • 小さいF値(F1.4〜F2.8):背景が大きくぼける。子どものポートレートに最適
  • 中間のF値(F4〜F8):適度なボケが得られ、日常的な撮影に適している
  • 大きいF値(F11〜F16):手前から奥まで全体にピントが合う。風景や集合写真に適している

子どもを中心に撮影する場合、F2.8〜F5.6程度の範囲で撮影すると、背景が適度にぼけて子どもが引き立ちます。ポートレートでは背景を大きくぼかすためF1.4〜F2.0が効果的です。

ISO感度:暗い場所での撮影

ISO感度は、光に対するカメラの感度を調整する設定です。暗い室内や夕方の撮影では重要になります。

  • 低いISO(100〜400):明るい屋外での撮影に最適。ノイズが少なくきれいな画質
  • 中間のISO(800〜1600):室内や曇りの日の撮影に適している
  • 高いISO(3200以上):薄暗い室内や夕方・夜間の撮影。多少のノイズが発生する

基本的には、ISO感度は低いほど画質が良くなりますが、暗い場所ではシャッタースピードを確保するために高いISO感度が必要になります。近年のカメラは高感度でもノイズが少なくなっているため、子どもの自然な表情を捉えるためには、多少ISOを上げてでもシャッタースピードを確保する方が良い結果につながることが多いです。

子どもや家族の自然な表情を引き出す撮影テクニック

カメラの設定と同じくらい大切なのが、被写体の表情や雰囲気を引き出す撮影テクニックです。特に子どもは、カメラを向けるとポーズを取ったり、ぎこちない表情になったりすることも。ここでは、自然な表情を引き出すためのコツをご紹介します。

目線の高さを合わせる

子どもを撮影する際は、大人の目線からではなく、子どもと同じ高さまで腰を落として撮影しましょう。子どもの世界を同じ視点で捉えることで、より親密で自然な表情を引き出せます。特に小さな子どもの場合、上から撮ると小さく頼りない印象になりがちですが、同じ目線で撮ると存在感のある写真になります。

連写モードを活用する

子どもは表情が瞬時に変わるため、一瞬の笑顔や驚きの表情を捉えるには連写モードが効果的です。多くのカメラでは、シャッターボタンを押し続けることで連続して撮影ができます。たくさん撮った中から最高の一枚を選ぶことができます。近年のカメラはメモリー容量も大きいので、積極的に連写を活用しましょう。

遊んでいる最中を狙う

「はい、チーズ」よりも、遊びに夢中になっている瞬間の方が自然な表情が撮れます。カメラを構えていることを忘れさせるように、少し距離を取って遊んでいる様子を見守りながら撮影してみましょう。子どもの自然な動きや表情が魅力的な写真につながります。

また、「ポーズを取って」と言うのではなく、「ママに向かって走っておいで」「そこにある面白いものは何?」など、自然な動きや反応を引き出す言葉かけが効果的です。

光の向きを意識する

屋外での撮影では、太陽の位置に注意しましょう。逆光(被写体の後ろから光が当たる状態)では顔が暗くなりがちです。理想的には、被写体の斜め前から光が当たるような位置関係を作ると、自然な明るさと立体感のある写真になります。ただし、逆光を活かして後ろ髪が輝くような演出的な写真も魅力的です。

背景をチェックする

子どもに集中するあまり、背景への意識が抜けがちです。撮影前に、背景に余計なものが写り込んでいないか、電柱が頭から生えているような不自然な構図になっていないかを確認しましょう。シンプルな背景の方が、被写体が引き立つ写真になります。

カメラに慣れさせる

特に小さな子どもは、急にカメラを向けられると緊張したり怖がったりすることも。日常的にカメラを見せたり、撮影した写真を一緒に見たりして、カメラの存在に慣れさせることも大切です。また、最初はふざけた写真や面白い表情の写真を撮って見せると、カメラを向けられることが楽しい体験になります。

撮影した写真の整理と活用:思い出を形に残す方法

素敵なカメラで撮影した家族や子どもの写真は、どのように整理して、長く思い出として残していくべきでしょうか。写真を撮ることと同じくらい大切なのが、その後の写真の管理と活用です。

デジタル写真の効率的な管理方法

カメラで撮影した写真は、放っておくとすぐに数千枚、数万枚と増えていきます。特に子どもの写真は「もったいなくて削れない」と感じるものですが、効率的に整理するためのコツがあります。

  • 定期的に写真を選別する:撮影後なるべく早く、「保存する価値のある写真」を選別しましょう。似たような写真がある場合は、最も表情が良いものや技術的に優れたものだけを残すことで、管理が容易になります。
  • フォルダ分けを工夫する:「年/月/イベント名」などの階層でフォルダを分ける方法が一般的です。例えば「2026/04/運動会」のように整理すると、後から探しやすくなります。
  • バックアップを取る:大切な思い出の写真は、複数の場所にバックアップしておきましょう。外付けハードディスクやクラウドストレージなど、最低でも2か所以上に保存することをおすすめします。
  • 写真管理ソフトを活用する:Adobe Lightroomなどの写真管理ソフトを使うと、タグ付けや顔認識機能で写真を整理しやすくなります。無料のGoogle フォトなどのサービスも便利です。

デジタルから実物へ:フォトブックの魅力

デジタルデータとして保存するだけでなく、特別な思い出は「形あるもの」として残すことで、その価値が何倍にも高まります。特に子どもの成長記録は、実際に手に取って見られるフォトブックにすることで、家族の大切な宝物になります。

高品質な一眼カメラで撮影した写真は、解像度や色彩が豊かなため、フォトブックにした際の仕上がりが格段に美しくなります。スマートフォンの写真とは違う質感や奥行きが、印刷物になったときにより際立ちます。

  • 定期的な記録:子どもの成長を1年ごとにまとめたフォトブックを作成すると、成長の記録として最高の財産になります。
  • イベント別の記録:家族旅行や運動会、発表会など、特別なイベントごとにフォトブックを作ると、思い出が鮮明によみがえります。
  • プレゼントとしての活用:祖父母への贈り物として、孫の成長を記録したフォトブックは最高の贈り物になります。

フォトブックの作成は昔ほど難しくなく、専用のアプリやウェブサービスを使えば、スマートフォンだけでも簡単に注文できます。サービスによって価格や品質、サイズなどが異なるため、目的に合ったサービスを選ぶことが大切です。

フォトブック
一眼カメラで撮影した写真をフォトブックにすると、色彩豊かで見応えのある思い出のアルバムに

カメラ購入前の最終チェックポイント

いよいよカメラ購入を検討する段階になったら、以下のポイントを最終チェックしてみましょう。特に初めてのカメラ購入では、実際の使い心地や予算バランスなどを慎重に考える必要があります。

実際に手に取って確認する

オンラインでの情報収集も大切ですが、可能であれば実店舗でカメラを実際に手に取ってみることをおすすめします。特に以下の点をチェックしましょう:

  • 持ち心地:自分の手にしっくりくるサイズと重さかどうか
  • 操作性:ボタンやダイヤルの配置が使いやすいか
  • ファインダーや液晶モニター:見やすさや操作感
  • レンズの着脱感:スムーズに交換できるか(ミラーレス一眼の場合はマウントの違いに注意)

レンズシステムの将来性を考える

カメラボディは数年で買い替えることがありますが、レンズは長く使い続けるものです。そのため、レンズの種類が豊富で将来的にも安心して使えるシステムを選ぶことが重要です。特に初心者の場合は、以下の点を考慮するとよいでしょう:

  • レンズラインナップの豊富さ:将来的に様々な撮影スタイルに対応できるか
  • サードパーティレンズの有無:メーカー純正以外の選択肢があるとコスト面で有利
  • 今後の開発計画:そのシステムが今後も継続して開発されるか

総予算を考慮する(レンズやアクセサリーを含む)

カメラ選びでよくある失敗が、ボディだけの予算で考えてしまうことです。実際には以下のような追加費用も考慮に入れる必要があります:

  • レンズ:標準ズームレンズがキットに含まれていても、望遠レンズや単焦点レンズなど追加のレンズを検討する場合が多い
  • メモリーカード:高速・大容量のものが望ましい
  • 予備バッテリー:特にミラーレスカメラでは必須アイテム
  • カメラバッグ:カメラとレンズを安全に持ち運ぶため
  • 三脚:家族写真や夜景撮影などに役立つ
  • フィルター:レンズ保護やクリエイティブな表現のため

総予算の目安として、カメラボディの価格と同程度の追加予算があると安心です。例えば、カメラボディに8万円の予算なら、レンズやアクセサリーにもさらに5〜8万円ほどの予算を確保すると良いでしょう。

サポート体制とコミュニティの存在

カメラを長く使い続けるためには、メーカーのサポート体制や、同じカメラを使うユーザーコミュニティの存在も重要な要素です。以下の点をチェックしておくと安心です:

  • メーカーのサポート期間:修理可能期間や部品供給期間
  • 修理拠点の有無:国内に修理センターがあるかどうか
  • ユーザーコミュニティの活発さ:SNSやフォーラムでの情報交換や質問ができるか
  • 書籍や解説記事の充実度:使い方を学ぶための情報源が十分にあるか

特に初心者の場合、分からないことを質問できる場があるかどうかは、カメラライフを継続する上で大きな要素になります。日本国内で普及しているメーカーであれば、情報も豊富で安心です。

まとめ:あなたに最適なカメラ選び

一眼カメラ選びは、一見複雑に感じるかもしれませんが、ご自身の目的や予算に合わせて選べば、きっと満足のいくカメラライフがスタートできるでしょう。この記事でご紹介した情報をもとに、あなたにぴったりのカメラを見つけていただければ幸いです。

最後に、カメラ選びのポイントをもう一度おさらいしておきましょう:

  • 用途を明確にする:子どもの撮影、家族旅行、室内イベントなど、主な使用シーンを考える
  • 予算全体を考慮する:カメラボディだけでなく、レンズやアクセサリーも含めた総予算で考える
  • 持ち運びやすさを重視する:特に子育て世代は、コンパクトで軽量なモデルが使いやすい
  • 操作性と学習しやすさをチェック:初心者に優しいインターフェースがあるかどうか
  • 将来性を考える:レンズシステムやメーカーの今後の展開も視野に入れる
  • 実際に手に取って確認する:オンライン情報だけでなく、実際の使用感を確かめる

そして、カメラを購入した後は、ぜひ積極的に使い、家族の大切な瞬間を記録してください。撮りためた写真は、定期的に整理して、フォトブックなどの形に残すことで、何十年も先の宝物になります。

さらに詳しい情報は、以下の関連記事もご覧ください:

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14 件のコメント

  1. やはり、コンデジはRX100ですよね~
    旅行用にRX100の購入相変わらず悩んでます。。。。
    しかし、WX500が出てどちらがいいのやら。。。
    簡単に違いが分かればいいのですが。。。

    • 撮影初心者@千葉さん

      コメントありがとうございます。
      旅行用にとのことであれば
      WX500も良いですよね。

      RX100も素晴らしいですし
      僕もハワイにはコレ一台で済ませました。

      今であればWX500のほうが
      旅行用には使いやすいかなと思いますね。

  2. いいホームページですね!
    カメラ初心者の友人にはヒガシーサーさんのブログが分かりやすくていいよと勧めています。
    最近はカメラ選びが初心者にはとても難しく(楽しく)なってきました。こういったブログがあると良い判断材料になってとても助かります。

    • sony好きさん

      いつもありがとうございます。
      そう言って頂けると嬉しいです。
      私は素人でまだまだ知識や技術は初心者の域は出ませんし、
      未だによく間違った知識を書いてしまいますが、その都度修正をしながら
      なんとか初心者さんに分かりやすくカメラの楽しさを伝えようと記事を書いています。

      なので、そういって頂けると一番嬉しいです。
      ありがとうございました。

  3. お世話になっております。

    >SIGMA・TAMRONのレンズが使える
    実際に「こんな写真が撮りたい」って欲求が芽生えていくと
    この2社の出してるレンズが選択肢に入れられるか否かが
    いかに決定的か…否応なく感じさせられますね。
    キットレンズよりいいズームレンズが欲しくなった時、
    メーカー純正のF2.8通しをサクッと買っちゃえる方は別ですが…。

    • いつもありがとうございます。
      やっぱりニコキヤノの一眼レフを選ぶメリットは
      シグマとタムロンのレンズが真っ先に使えるというところにありますよね。

      ミラーレスに関しては
      Eマウントとマイクロフォーサーズの単焦点レンズをシグマが開発してくれてますが、やっぱりF2.8通しのズームレンズが登場しないと、まだまだコスパ的には一眼レフに劣っちゃいますよね。

      • α7RⅡでその辺りはブレイクスルーが起きたように思います。
        >>私たちは、キヤノンのレンズのAFが「前よりもはるかに高速であることが確認されました。アダプタで(特に、ファームウェア更新MetabonesマークIVと)キヤノンレンズがほぼ同じ速度キヤノン本体上のようです」。(翻訳)
        以上のようにソニーがQ&Aで答えています。
        早くサンプル画像や使用後の感想が書かれた記事を読んでみたいものです。

        • いつもありがとうございます。

          もうα7RIIを母艦機として
          マウントアダプターで好きなレンズを使う
          っていうのが常識になってもいいかもしれないですね。

          「カメラは最初のメーカーを使い続ける」が
          「カメラはソニーを選んで好きなメーカーのレンズを使う」ってなる時代がきたら面白いです。

          ちなみに僕はα7SII狙いです。
          高画素でありながら

  4. お世話になっております。
    記事の話題とズレますが、少しレンズの話をば。

    FUJIは最近とんでもないレンズ出しましたね。16mmF1.4。換算で24mmになっちゃうわけですが、にしてもF1.4って。しかもこのレンズ、めちゃめちゃ寄れます。これは未視感な写真が捕れる!すごい!欲しい!と思ったのですが価格を見て撃沈しました。FUJIさんは何ていうか、もう…。

    あとPanaの7-14mmを買います。これはもう決定事項。家族に相談してないケド。商売で使うPR動画を撮るのに必須だという結論に達しました。そういう事にします。強引に。

  5. パナのルミックスいいですよね。
    フルサイズから移行しましたが惚れ込んでしまいました。

    • ありがとうございます。私もパナのルミックス推奨派なので嬉しいです。ほんとに使いやすくて良いカメラが多いんですけどねー。不人気(笑)

  6. はじめまして。数年前から沖縄の公園の紹介やカメラについて参加にしています。突然質問というか、相談があります。NikonのD3100を10年以上前に購入し望遠や単焦点レンズを使って子供たちを撮っていました。この2年コロナで発表会や運動会が中止でカメラから遠のいていて、先日久しぶりに使うと画面が暗くなっており、買い換えようかと思って久しぶりに一眼レフを探してみると。今時はミラーレスなるものがあるのですね。しかし、今のNikonのレンズも活用したい。望遠で撮りたい場面がある、予算10万円などを考えるとd5600かなと思っています。しかし、ミラーレスを思い切って買い換えた方がいい!いやキスだ!など、ご教授頂けたらありがたいですm(_ _)mよろしくお願いします。

    • 初めまして。コメントありがとうございます。今の時代はミラーレスが人気ですが、一眼レフはとても良いカメラです。またレンズのシステムも安く揃えられるので、Nikon D5600はとても良い選択肢だと思います。ミラーレスを選ぶメリットとしては動画撮影が得意だったり、レンズも含めて小さくて軽いことが挙げられます。ただ価格も高くレンズも少ないのが現状です。EOS Kissも良い選択肢だと思いますが、10年以上前にNikonD3100を購入されて、ニコンに思い入れがあるのならNikon D5600が満足できると思います。写真を撮る性能はミラーレスよりも一眼レフの方が優れているので、コストパフォーマンスは一眼レフの方が高いです。